アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「鶴の恩返し」をもじって本日のブログのタイトルを「義母の恩返し」とします。

昨日は穴八幡に隣接する高野山真言宗準別格本山 放生寺 (「一陽来福」創始のお寺)で義母の四十九日法要に相当する納骨式を行いました。


メンバーはタクロウを入れた家族3人に義兄、妻の従姉の5人。

法要が終わってからはリーガロイヤルホテルの「たん熊」に移動してお清めの席。

家に帰って仕事をしていると、奇跡的なことが起きました。
大学時代の友人の、当時韓国からの留学生だった李君から携帯に電話。
53年ぶりのやり取り。
私と話したくて、私の実家に電話して携帯電話番号を教えてもらったとのことでした。
私もずっと李君の消息が知りたくて気になっていました。
大学卒業から2年後に大学時代から交際していた人と結婚し日本国籍を取得、3人の子どもと9人の子どもに恵まれているとのこと。
何だか義母の恩返しのその1のように感じました。

数日引き延ばしていた私の67冊目の本の素材を4時間ほどかけて完成、編集者に22:00過ぎに送ることができました。
こんなに効率的に仕事ができたことについて2つめの義母の恩返しと思いました。

今朝、夢を見ました。
教師たちの集まりの中で私のかつての恩師が私の論文を酷評しているのが見受けられました。
内容にパッションが感じられないと言っているのです。
私のことを知っている教師たち数人が私を駆り立てようとしているのに、私は四の五の言ってためらっているのです。
目覚めざまにミッションにパッションを注入することの大切さに気づいた夢でした。
3つめの義母の恩返しと思いました。

ここまで読まれた方は「なぜ恩返し」と感じられたかもしれません。

それは、2023年9月13日付けブログ 「命のバトン:6日間の誕生と往生の物語」に書いていたことに由来します。
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20230913

昨日12:20に同居していた義母が老衰のためにこの世を去りました。
自宅で娘である妻と孫のタクロウに見守られながらの旅立ちでした。

「トシノリさんが手を当ててくれていたとき、まるで仏様が背中に宿っているように感じた」「この家にお世話になれて本当によかった」と9月10日の晩の言葉が残っています。
そんな義母の最後の命のあり方に感謝の気持ちが満ち溢れています。

「お母さんはお父さん、お姉さんのところに旅立ったんだね。お母さんから僕への最高のプレゼントは、娘を私の妻として授けてくれたこと、父、姉を続けて喪っても尊厳を持って生きる勇気を示してくれたことです。お母さん、本当に有難う」

昨日から今朝にかけてのことだけなく、この1カ月半の日々に義母の恩返し感をいくつも味わっている私です。
有難く嬉しい日々を過ごしています。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー> 10月の花(27)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )