アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

このところ週に1回はブログへの投稿をお休みしています。
これからもう少し減らそうと思います、何せ時間がないのです。

今週は、今日(9月8日)から金曜(12日まで)毎日研修。

今日の夕方、箱根仙石原に行って夜の研修。
翌日は、朝食も摂らずに研修施設を離れ、大手町で某巨大組織の、テレビモニターを使っての全国放送の1日研修、水木は横浜で研修、金曜日は独立行政法人の研修。

月曜夜の温泉(火曜朝も一番風呂狙い)、金曜夜の気功教室が息抜きです。

早朝・夜は、切羽詰った原稿執筆が待っているし、ペルグリーノ博士のワークショップの翻訳も手付かず状態。

こんなことで、生きがいを感じていたブログに割く時間を軽減させていただきます。

時々書いたら、精一杯コメントしてね。

<お目休めコーナー>
某流通業の社長が来社時(9月6日)のお土産の巨峰・マスカットなど(シイナぶどう園で栽培)



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(8月5日)は、在宅勤務日。またの名を「休暇」と言います。

あえて「在宅勤務」と称するのは、家にいてもメールをしたり、電話をしたり、パソコンに向かったり、会社にいる時とほとんど変わりがないからです。ただ、原稿を書いたり、異質の仕事をできるのが収穫です。

こんなことができるのも有能なスタッフ、竹内さちこさんのお陰です。


朝は、かかりつけの新井五行堂医院(新井紀元院長、〒164-0002 東京都中野区上高田2-9-11 、電話:03-3387-0893)に自転車で行ってきました。普段の診察のほかに尿酸値、血糖値などの血液検査もお願いしました。

この医院の特徴は、3分間治療とは無縁で、しっかりと患者を診察し、漢方を処方してくれることです。
ここでの漢方治療は、健康保険が適用されます。

医療機関情報誌「ご近所ドクターBOOK (中央線・西武新宿沿線版) 」(ぱど)では、新井先生は、次のように紹介されています。

40年間西洋医学に携わり、脳神経外科(岩井注:獨協医科大学脳神経外科助教授、栃木県立がんセンター脳神経外科医長を歴任)でオペの腕をふるっていた新井先生。
しかし、足のケガをきっかけに長時間のオペに挑むことを断念。新たな境地・漢方の道を究めるため、北京中医薬大学東京校で学んだのち、本場北京の地に飛んで研鑽。自宅を改装して漢方専門クリニックを開きました。
西洋医学の経験と東洋医学の知識で、多様な角度から患者さん1人ひとりに合った治療を展開しています。 
現在は、口コミで広がった不妊相談が多く、高い効果を上げているほか、風邪や花粉症などのあらゆる病気を対象に治療を行っていますが、将来の大きな目標は、がん患者さんのための漢方治療だそうです。
「患者さんのQOLを高めるための一助となりたい」と語る言葉には、優しさの中にも力強さがありました。



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今日は。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

一昨日の夕方から昨晩まで高松に研修のため出張していきました。四国生産性本部様のお招きです。

17時羽田発。機内からは窓越しに念願の富士山が見えました。


宿泊先は、リーガホテルゼスト高松。

到着すると、7時15分から1人だけで和風レストラン「時香」で夕食。お客様はまばら。



おいしいコース料理の数々のため、ついお酒を注文。
アサヒ・スーパードライだけでは満足できず、ついつい地酒にも。

カミさんに知られたら、叱られるだろうな、と思いつつも、この楽しみには勝てない。

まずは、香川の「金陵 楠神 純米酒」。これが辛口で結構おいしい。

ついつい図に乗って、同じ四国なら高知の「船中八策 司牡丹 純米酒」。私の好物で、フルーティーな日本酒。私は、純米酒が好きなのです。


4日(木)の研修会場は、香川県民ホール北館4階大会議室。受講者数30名。香川大学の職員が11名も参加していました。

この会場が2面開けていて、片側が高松城。



もう1面が宇高(岡山県の宇野と高松を結ぶ)フェリー乗り場。



ところで、これが肝心。

研修内容は、感情のコントロール法(前半)と勇気づけ(後半)をミックスさせた「プレッシャーに打ち勝つ感情のコントロールを学ぶ」

高松でしっかり勇気の伝道もしてきたのであります。

研修講師っていいな。いろいろなところに行けて、さまざまな体験ができて。

 <ついでの写真> 高松空港到着間近の写真

 


 



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今日は。
今日もまた、いつもとは違う時間帯に記事を掲載します。

ちなみに、本日は、夕方の飛行機で高松に向かい、明日1日、四国生産性本部主催の公開セミナー「メンタルタフネス強化セミナー―ストレスに打ち勝つ感情のコントロール術」 を行ってきます。



さて、今回も『逆境は成功のもと』(幾島幸子訳、日経BP社)からちょっといい話(第44話「仕返し」)。

まだベルリンの壁が存在していた頃のこと。ある日、何人かの東ベルリン市民が、当時反目しあっていた西ベルリン市民にちょっとした“贈り物”をすることにした。ダンプトラックにごみやレンガ屑、石ころ、廃材、その他ありとあらゆるがらくたを積み込むと、壁の向こう側に運んでいって荷を下ろしたのだ。

当然、西ベルリン市民は激怒して、“仕返し” をすることにした。このとき幸いそこにいあわせた1人の賢い人が怒る人びとの間に割って入り、正反対の提案をした。

その結果市民たちは、ダンプトラックに食料(東ベルリンでは不足していた)、衣類(これもまた不足)、医薬品(これはもっと不足)、その他の生活必需品を山のように積み、境界を越えて東ベルリン側に入ると、注意深くすべての積み荷を下ろした。

そしてこうメッセージを残した―「それぞれができる範囲で与え合うことです」

西ベルリン市民は教育者で黒人の指導者でもあったブッカー・T・ワシントンの、「私に憎しみを抱かせることで私の心を狭くし、魂を堕落させる人間を、私は許さない」という信条を文字通り行動に移したのだ。

(途中略)

東ベルリン市民が必要な品々を贈られたとき、感謝の念と同時にどんな気持ちを味わったかを考えると、思わずにやりとしてしまう。自分たちのとった態度にいくぶんばつの悪い思いをしたのはまちがいない。

ジグラーは、この話を次の言葉で結んでいます。

人をやり込めたいときは親切で。悪に対して同種のお返しをするなかれ。心を大きく持つことだ。

さらにジグラーは、この44話の最後に次の言葉を残しています。

人に与えてもなくならないもの、
それはあなたの言葉、笑顔、感謝の気持ちである。



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逆境は成功のもと―心を鼓舞する珠玉のコラム集
ジグ ジグラー
日経BP社

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ジョン・C・マクスウェルの友人の講演家・著述家にジグ・ジグラーという人がいます。

ジグラーもたくさんの本を書いていますが、その中に『逆境は成功のもと』(幾島幸子訳、日経BP社)という著書があります。

この本は、副題が「心を鼓舞する珠玉のコラム集」とあるように、元気が湧いてくる102の「ちょっといい話」が満載です。

今日から2回に分けて、この本の中から「元気が湧いてくるちょっといい話」を紹介します。

あるハイカーが山で突然の雪嵐に襲われ、道がわからなくなってしまった。一刻も早く避難場所を見つけなければ、凍死するのは目に見えている。必死で温めようとしても、指や足先からどんどん感覚がなくなっていく。さまよい歩いているうちに、彼は何かにつまずいた。それは凍死寸前の人間だった。

彼は二者択一を迫られた。この人を助けるべきか、それとも自分が生きるためにこの人を見捨てて先に行くべきか?

瞬時に彼は心を決めた。手袋を脱ぎ捨てて倒れている人の側にひざまずき、手足のマッサージを始めたのだ。2、3分もするとその人は反応を示し、ほどなく立ち上がれるまでに回復した。2人はたがいに励ましあいながら救助を待った。

このハイカーは人を助けようとしたことが、結局、自分を助けることになったと述懐している。相手の手足をマッサージしているうちに、自分の手足の麻痺も消えたという。必死に動かしたため血液の循環が良くなり、手足に温かみが戻ったのである。
(第39話「情けは人のためならず」P.93)

ジグラーは、この話の最後を次のように結んでいます。

人生という山の頂上に到達する唯一の道は、己を忘れ、他人がより高いところに到達できるよう助けることだ。私はそう確信している。



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働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)
金井 壽宏
PHP研究所

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

私が担当する、ある自治体の研修のプログラムの1つに「キャリア形成」のユニットがあり、その必要性から『働くひとのためのキャリア・デザイン』(金井 壽宏著、PHP新書)を読んでいたら、夢の現実吟味に関する素晴らしい言葉に出合いました。
ここに記します(第6章「元気よくキャリアを歩むために」)。


世の中には、「夢なんて・・・・・・」というひとがいる。ひとの計画を聞いて、「そんな夢みたいなこと・・・・・・」というひともいる。この言葉を選ぶひとは、夢は、現実を逃れるための夢や実現しっこない夢になれっこになってしまっている。

しかし、ベンチャー起業者の増田宗明さんは、わたしとのインタビューで、「夢しか実現しない」と表現された。本気で念じて、念じるだけでなく、ちゃんとアクションを起こして、繰り返し努力を重ねれば、夢は実現する。むしろ、夢として描かない限り、なにも実現しない。

本気で、実現させるつもりの夢は、自己成就的予言になる。元の夢のとおりにまるごと実現しなくても、現実は、信じることのできた夢の方向へと実現の歩みを進める。



さらには、夢と元気の関連で次のように述べています。


身の回りで、心から元気なひとと元気を喪失しかけているひとをみつけて、なにが両者を分けているかを考察してみてほしい。もちろん、元気、勇気、覇気を決める要因は、多数あるだろう。しかし、夢の力を信じることとアクションをとることから結果として元気が生まれていて、活動をやめると元気も失せるということがあると思う。


夢が自分自身を勇気づける要因になることを学んだ気がします。



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