アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日から新しいカテゴリーが始まります。「幸福につながるアドラー心理学の知恵」です。
ある構想のもとに始めました。「アドラー心理学に基づく幸福論」と言ってもいいかもしれません。
時々『どうすれば幸福になれるか 上下』(一光社)から引用をするかもしれません。


10日ほど前のことでしょうか。家のポストに1通のA4サイズの用紙が入っていました。

よく読んでみると、土地を売った人が書いたもので、買い手の人が植木を残す約束をしていたのに、その約束を守らず、樹木を全部切ってしまったことを買い手の勤務先名(不動産会社)、実名まで書いて告発していました。
文書には、樹木があった頃の写真と、伐採された後の写真と、樹木を残す旨の念書まで縮小コピーが載っていました。

裏面には、買い手が樹木を切らざるをえなかった事情を書いた釈明文(メール)がそのまま掲載されていたのですが、その内容が売り手としては気に入らなかったらしく、小鳥がさえずり、人々に憩いを与える木々を切ってしまった買い手のことを極悪人のように書いていて、最後の文章は「今はただ、伐られてしまった樹木たちに詫びたい気持ちで一杯です」と結んでいました。

私は、全文を読んで、買い手の論法に分があるように思いました。

おそらく買い手は、最初の頃は売り手の願いを聞き入れ、本当に木々を残そうとして、念書まで書いたのでしょう。
ところが、野良猫が住みついたり、騒音や異臭に悩まされたために、売り主に事情を説明したのですが、どうやら聞き届けてもらえなかったようなのです。

環境や、安らぎ、憩い、癒しなどの表現が入ると、私たちはつい、それらを重視する立場の人たちを擁護したくなりますが、要は商取引です。売り手が買い手のその後のことについて制限を加えようとするのは、独善的です。そもそも要望として伝えることができても、所有権が移転して後の行動について規制する権利は持ち合わせていないはずです。

そもそも環境を守りたかったら、その土地を売らずに保有し続ければよかったのです。

それにもかかわらず買い手が環境を守らなかったのは大きな違反行為だ、と告発するのは、どのような心理を持ち合わせているのでしょうか?
何よりも、買い手の会社名や実名まで出してこのようなチラシをばらまくのは、禁じ手を使ったことになり、法的には「名誉棄損」の疑義が生じます。

人を告発しようとするとき、必ず正義感が根底にあります。
「私は正しい。被害者だ。この人は正しくない。告発されるに値する。同調する人たちによって批判されなければならないし、反省を示さなければならない」

私は、このような正義感に組したくありません。
あくまで当事者間の課題であり、告発者に同調して批判することを避けたいと思います。

正義感に基づく正邪善悪の判断基準を採用すると、法的な処罰ができないところにも、心理的な処罰を与えることが可能になってしまうからです。

<お目休めコーナー> (14)

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

絶版になってしまっているR.ドライカースとD.ディンクメイヤーの共著「『子どものやる気』を読む」シリーズの第5回目(最終回)です。

今までの4回は、次のとおりブログに書いております。

7月18日付けブログ 『子どものやる気』を読む(1)
7月25日付けブログ 『子どものやる気』を読む(2)
8月8日付けブログ    『子どものやる気』を読む(3)
8月12日付けブログ  『子どものやる気』を読む(4)


今回は、『子どものやる気』の第5章「さまざまな状況における『やる気を起こさせ方』」から やる気を起こさせる一般原則 の7つのポイントです。

(1)子どもを心から評価してあげること

(2)子どもに信頼感を示すこと

(3)子どもが自信を持てるように勇気づけること

(4)子どもの努力を認めてあげること

(5)子どもの仲間を活用して改善を図ること

(6)子どもが自分を改善するときの速度に合せてあげること

(7)子どもの長所、能力、興味あるものに焦点を当て、指導すること

教師が児童・生徒を勇気づけることが念頭に置かれていますが、親子でも適用可能です。


ところで、7月は出版社、著者からたくさんの本を贈呈していただきました。

おいおいご紹介いたします。

<お目休めコーナー> (13)

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月13日)は、うれしいニュースが飛び込んできました。

(株)日本能率協会マネジメントセンター出版事業本部の久保田 章子さんから次のメールが入りました。

また重版のご連絡です。

7刷 10,000部

累計65,000部です!

私も、このハイペースに驚いています!
ありがとうございます。
こうなったら、目指すは10万部ですね!

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)が発売1か月半で65,000部に達するのです。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター

読者の方々、(株)日本能率協会マネジメントセンターさん、本当にありがとうございます。

家に帰ってからは、9月に大和書房から発刊の「苦手な人とつき合う法」に関する本(タイトル未定)の原稿のチェックをしていました。
お陰様で夏休みも取れずに働いています。

昨日は、ヒューマン・ギルドで 「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 集中コースの2日目を担当していました。

初日に質問が不足気味だったので、朝の45分を使ってたっぷり質疑応答を行いました。
皆さんよく発言してくださいました。

講座には、朗読・討議・演習・ロールプレイ・誘導空想がいいタイミングで織り込まれ、29人の受講者に熱心に参加していただけました。

下の写真は2人一組のロールプレイ。

 

家族の雰囲気を表すSMILE使用前と使用後のロールプレイ。

会場は大いに沸きました。

平日のこの時期にもかかわらずたくさんの方々からご参加いただいたことに感動した2日間でした。


◆ 「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 の今後の開催スケジュールは、次のとおりです。

・岡村千春氏がリーダーのSMILE
9-10月コース、9/2・16・30・10/14(4日間、火曜、10:30-16:00)

・庭野静子氏がリーダーのSMILE
9/20(土)9:30~19:00・9/21(日)9:30~18:00

・受講料:プレミアム会員30,000円(税込)、一般30,000円+消費税(32,400)

 「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 は、アドラー心理学の実践編です。
「お申し込みフォーム」からよろしくお願いします。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月12日)は、ヒューマン・ギルドで 「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 集中コースの初日を担当していました。

本来ならば、7月コース(7/19、20)だけ担当して終わりのはずでしたが、受講者が格別に多く、8/12、13にも私自らリーダーを務めることになったのです。

お陰で参加者は30名。遠くは長崎県、広島県からもお越しで、珍しいことに、栃木県からお見えの方が4人もいました。
男女比は4:26と、圧倒的に女性が多かったです。
その理由をお尋ねすると、お盆休みにために夫に子どもを見てもらい、それで講座への参加が可能になった人が数人いました。

カウンセラー養成講座を終えて約10年ぶりに再受講された方が2人、SMILEリーダーの方が3名参加でした。

コースは順調に進み、私はペア・ゲーム、ロールプレイをどしどし採り入れました。

某大学教授がカエル役で登場するシーンあり。

買い物に行き、転倒した娘を気遣う母親。

 

お父さんの車を双子の兄弟が洗ってくれたシーンも。

予想外に早い18:00に講座が終わり、神楽坂の庄や神楽坂店に15人で移動し、懇親会。

刺身食べ放題、ドリンク飲み放題につき出し、枝豆が入って2,000円と格安。

2時間の懇談を楽しみにました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

絶版になってしまっているR.ドライカースとD.ディンクメイヤーの共著「『子どものやる気』を読む」シリーズの第4回目です。

1回目、2回目、3回目は、次のとおりブログに書いております。

7月18日付けブログ 『子どものやる気』を読む(1)
7月25日付けブログ 『子どものやる気』を読む(2)
8月8日付けブログ    『子どものやる気』を読む(3)


今回は、『子どものやる気』の第4章「やる気を起こさせる方法」から 子どもにやる気を起こさせる人の、子どもに対する接し方 の8つのポイントです。

(1)子どものあるがままを評価する。

(2)子どもの人となりを信頼していることを伝え、子どもが自分自身に自信が持てるようにしてやる。

(3)子どもの能力を信頼する。子どもの自尊心を培う一方、子どもからも信頼されるようにする。

(4)子どもの努力を認める。仕事を完成させたら「よくやった!」とほめてやる。

(5)子どもが目覚ましい進歩を遂げるためには、グループの刺激が必要である。グループの活用を考える必要がある。

(6)子どもにとり、グループに所属することが心の支えとなるように、グループのまとまりをよくする。

(7)子どもに技能を身につけさせるときには、子どもの気持ちや能力に合わせて、順を追って、焦らずに実施する。

(8)子どものの欠点ではなく、子どもの能力や長所がどこにあるかをしっかりと見定め、それを指導することに重点を置く。

(9)指導を活気あるものにするには、子どもが興味を持っていることを上手に利用する必要がある。

 「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 のリーダーや、教師・親など子どもの行動に接している人は、有益なヒントが得られます。

◆本日と明日は  「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 集中コースを担当します。
おそらくしばらくは、自らリーダーを担当することはありません。

<お目休めコーナー> (12)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(8月10日)は、10:00~17:30にアドラー心理学ベーシック・コース  の2日目を行いました。
この日は、アドラー心理学の基本的な考え方やライフスタイルの理論についてしっかり学ぶ日でした。

27名で進行しました。

特に午後は、3人一組でのライフスタイルの自己概念、世界像に関する演習をみっちり行いました。


(大阪市枚方市からお見えの上田史子さん)

第一子、中間子、末子、単独子別の誕生順位の演習は、第一子、末子に男女に分けることができ、それぞれの個性が出て面白かったです。

 

最後は「人間行動の理解~不適切な行動を目的論・対人関係論などの立場からアプローチ」に上田さんの好事例が出て理解が深まりました。

2日間学んだことを日常生活に応用することを宿題にして講座を終えました。
今度の土日がまた楽しみです。

◆9~1月にかけて アドラー心理学ベーシック・コース  は、次のとおり開催されます。
ヒューマン・ギルド(東京)以外にも鹿児島、信州(諏訪市)、大阪のコースが予定されています。

1.ヒューマン・ギルド(東京)開催
◆土日コース
日程:10月土・日コース 10/4.5.18.19(4日間)
日程:2015年1月土・日コース 1/10.11.24.25(4日間)

時間:土日4日間コース:土曜日13:30~19:00 日曜日10:00~17:30

講師:10月コース講師:岩井俊憲&永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修室長)各講師が2日ずつ担当。
    1月コース講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)

◆金曜コース 
日程:9/5.12.19.26.10/3.10(6日間)
日程:11/7.14.21.28.12/5.12(6日間)

時間:全日10:00~15:00

講師:岩井俊憲&永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修室長)各講師が3日間担当。

2.鹿児島コース 
日程:9/6.7.20.21(土日全4日間)
 土曜日13:30~19:00 日曜日9:30~17:00 

講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)

会場: 鹿児島金生町ビル、共用会議室(鹿児島県鹿児島市金生町7-8 ・8階・小会議室)

3.信州コース 
日程:11/1.2.15.16(土日全4日間)
 土曜日13:30~19:00 日曜日9:30~17:00 

講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)

会場:上諏訪温泉 湖泉荘(長野県諏訪市湖岸通り1-13-8) 

4.大阪コース 
日程:12/6.7.20.21(土日全4日間)
 土曜日13:30~19:00 日曜日9:30~17:00 

講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)

会場:大阪コース: ドーンセンター (大阪市中央区大手前1丁目3番49号)

<お目休めコーナー> (11)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(8月9日)の午前中は、カウンセリングを1件。
このところ『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)
を読んだ読者からのカウンセリング依頼が多くなっています。

13:30~19:00は、アドラー心理学ベーシック・コース  の初日。
参加者数は27名。辛うじて机を5グループ分配置できました。

遠くは、北海道、青森、大阪(どういうわけか枚方市から3名)、岐阜などから。
東京都在住の方が10名近くいらっしゃいました。

男性の参加者が12名もいて、かなり高い割合になっていました。

そして、『嫌われる勇気』を読んだ人が大多数。

初日にこなすべきメニューは、全部終えることができたのですが、3人単位の「漫才式他己紹介」を行ったところ、これに1時間以上かかったのは誤算でした。

お互いが親しくなって12人で竹ちゃんに。

初日から受講者同士がすっかり親しくなりました。

<お目休めコーナー> (10)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月8日)もよく働きました。

出版社2社の編集者がご来社。
別の1社とは電話で打ち合わせ。
午前・午後それぞれ電話カウンセリングをしました。

発行以来5万部を超えた『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)が書店でどしどし扱われるようになっているようです。

うちのカミさんによれば、家の近くのスーパー(ライフ)の書店にも置かれるようになったそうです。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター

そんな状況を加速させる新聞広告。

今日(8月9日)の朝日新聞朝刊の第4面に半5段広告。

8月6日の日本経済新聞第3面の、同じ半5段広告 を上回る反響を呼ぶのは間違いありません。

8月22日の日本経済新聞の第1面に、今度は3段の1/8のスペースの広告が掲載されるのだそうです。

読者の方々と日本能率協会マネジメントセンターさんのお陰です。
ありがとうございます。

<お目休めコーナー> (9)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月7日)の10:30~17:30は、マーケティング研究協会主催の公開セミナーの講師をしていました。

アドラーに学ぶ!!
マネジメント心理学
~メンバーの「心」を掴む組織運営、部下育成・指導のポイント

のタイトルで、20名の受講者を対象として、研修の柱を次のとおりにして行いました。

0.オリエンテーションとリレーションづくり
1.職場・組織における現状とマネジメントの今日の課題
2.何故、マネジメントに心理学が必要なのか
3.良い人間関係の条件
4.今のビジネス環境の中で有効なマネジメント
5.やる気を高める心理学
6.部下を「勇気づけ」する具体的な実践技法

ビジネスの分野でもアドラー心理学の認知度が確実に高まっています。


さて、絶版になってしまっているR.ドライカースとD.ディンクメイヤーの共著「『子どものやる気』を読む」シリーズの第3回目です。

1回目と2回目は、次のとおりブログに書いております。

7月18日付けブログ 『子どものやる気』を読む(1)
7月25日付けブログ 『子どものやる気』を読む(2)


今回は、『子どものやる気』の第4章「やる気を起こさせる仕組み」から 子どもの行動を観察する方法 です。
このことをしっかり理解しておくと、「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 のリーダーや、教師・親の子どもの行動の理解の仕方が変わるはずです。

(1)子どもがどんなつもりで、そのような行動をしたのかを知っていること。そのためには、子どもを観察する人は、子どもが行った行動を先生や親の価値観からではなく、実際に行動を行った子どもの目を通して見る必要がある。

(2)子どもが何を求めているかを知っていること。その子がやったことや、その子のやり方を観察するのではなく、その子が意図していること、すなわち、その子の行動の目的を見つけなければならない。

(3)子どもの行動は、どんな行動であれ、それぞれの意味を持っている。したがって、その子どもに特有の行動であれ、日常的なものであれ、あるいは異常と思われるものであれ、関連のある行動は、すべて観察しなければならない。

(4)子どもの行動は、外部からの刺激に対する反応だけではない。子どもはグループの一員として、認めてもらおうとして行動する場合が多いので、その行動は子どもにとっては、建設的な行為であるのだということを、よくわきまえること。

(5)観察した行動を解釈するときは、どんな目的で行ったかを中心に分析すること。

(6)何度も繰り返して起こるものは、それが何かを見つけること。

(7)その子どもが、成長段階のどのへんにあるかを知っておくこと。

要約すると、次のとおりになります。

子どもの行動の前後関係をよく知り、その子どもから見た行動の意味をよく理解し、その子に特有な行動と異常な行動の両方を、その時々の状況の中で観察し、繰り返し現れるパターンを探し出し、そして、子どものすべての行動を、子どもが自分で決めた目標への動きとして理解すること。

いかがですか?
このように観察する訓練をしていると、子どもへの接し方が変わってきそうではありませんか。

<お目休めコーナー> 8月の花(8)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月6日)は、日本経済新聞の第3面に『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)の新聞広告が大きく掲載(半5段)されていた影響で、23:00現在

Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 13位 (本のベストセラーを見る) 
2位 ─ 本 > ビジネス・経済 > ビジネス実用
3位 ─ 本 > 人文・思想 > 心理学 > 読みもの
3位 ─ 本 > 人文・思想 > 心理学 > 心理学入門

という実績を示していました。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター

Amazon の総合ランキングで13位 なのですよ。
私にとっては、夢のようなことです。

読者の方々、日本能率協会マネジメントセンターさん、本当にありがとうございます。

大型店のみならず、中小書店でも取り扱う店が増えているそうです。

昨日は午前・午後と出版社2社の編集者たちとの打ち合わせに時間を割いて、16:30に一般社団法人 日本能率協会 経営・人材センター ひとづくりグループ グループ長の山崎賢司さんと同KAIKA・グローバルチーム リーダーの長沼明子さんをオフィスにお迎えしました。


(私の左が山崎さん、右が長沼さん)

お二人は『開放型組織をつくるマネジメント』(一般社団法人 日本能率協会KAIKAプロジェクト室、実業之日本社、1,800円+税) の著者です。

なお、この本のことは、次のとおりブログで紹介しております。

2014年4月19日付けブログ 本の紹介:『開放型組織をつくるマネジメント』

そして、「贈呈してくだった山崎賢司さんと大いに語り合いたい思いが募りました」と書いたことがついに実現したのです。

ヒューマン・ギルドの法人事業部長の宮本秀明さん、研修室長の永藤かおるさんも同席しました。

その後、神楽坂の日本料理店に移って、語りに語り、その後、カナルカフェでも語りました。

KAIKAプロジェクトが唱える開放型組織とアドラー心理学の親和性がかなり高いことを確認しました。

<お目休めコーナー> 8月の花(7)

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月5日)は、カウンセリングに見えた方を含めてご来客がひっきりなしでした。

午前、午後とも取材がありました。

午前中は、日本経営合理化協会のWebsiteでの動画を使った広告のため。



午後は、ある転職支援企業のWebsiteにアドラー心理学のことを掲載するためライターの方が取材に。

アドラー心理学が地道に各方面で広がりつつあります。


さて、これからが本題です。

今朝(8月6日)の日本経済新聞の第3面に『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)の新聞広告が大きく掲載(半5段)されていました。

全国書店で大反響
5万部突破!

と並んで、読者の声も目立ちます。

8月9日(土)の朝日新聞の第4面にも同じ半5段で掲載されますので、ご覧ください。

これで次の目標の10万部に向けて拍車がかかります。

<お目休めコーナー> 8月の花(6)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月4日)は、ペルグリーノ博士家族を宿泊先のホテルグランドパレスにカミさんとお迎えにあがり、東京駅発の成田エクスプレスに乗車されるを見送りました。


(ホテルグランドパレスにて)

7月24日(木)に来日されたペルグリーノ博士は、ヒューマン・ギルドで4つのワークショップを成功裏に終え、15:55発のデルタ航空機でデトロイト経由でモントリオールにお帰りになりました。

今回のペルグリーノ博士の強いメッセージは「進化するアドラー心理学」で、博士自身がそのことを体現されていました。

ペルグリーノ博士は、日本でのアドラー・ブームに好感を持ちつつも、本を読んだだけでアドラー心理学がわかったつもりになることを危惧しておられました。
しかし、ヒューマン・ギルドがしっかりとした育成プログラムをもとに質の高い人たちを養成していることをご自分の目で確認され、安堵感を持たれたようです。

来年も同じ時期の7月23日(木)~8月3日(月)の来日を約束してくれました。
今年参加の機会の逃した方は、是非、今からご予定のほどよろしくお願いいたします。

さて、岩井俊憲著『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)の売れ行きが好調です。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター

アドラー心理学の入門書としてもっとも平易なこの本の人気が高まり、発売以来1カ月で6刷の5万部超えです。

昨日、(株)日本能率協会マネジメントセンター 出版事業本部の久保田 章子さんから

また、重版が決まりました。
今回も10,000部です!

というメールがまた入りました。

発行元の日本能率協会マネジメントセンターは、この本にかなりの勢力を注ぎ、次のとおり新聞広告を打つことになりました。

・8月6日(水) 日本経済新聞 半5段 3面に掲載

・8月9日(土) 朝日新聞   半5段 4面に掲載

是非、当日の新聞をご覧ください。

<お目休めコーナー> 8月の花(5)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月3日)はヒューマン・ギルドでペルグリーノ博士(通訳:埴原由美さん)による「どうすれば幸福になれるか」のワークショップの2日目が行われていました。
ペルグリーノ博士の今年最後のワークショプです。

前日の進行が早かったため、以前に山梨で行ったワークショップの資料を印刷して、午前中はそれをもとに演習・討議を進めました。

昼食後に、デモンストレーション(公開カウンセリング)。

2時間ほどのデモンストレーションの中には、ちょっとしたワークも採り入れました。

最後は、コミットメント(宣誓)を入れて、続いてペルグリーノ博士による終了のご挨拶。

それだけではありませんでした。
富士山麓の神社で神官をお勤めの渡邉さんによる、罪穢れを払う祝詞で厳かに終わりました。

幸福であることがしみじみと感じられました。
土曜日の晩に続いて、渡邉さんに大感謝です。

講座が終わってからは、通訳の埴原さんを慰労する懇親会。
神楽坂の酒葵(しゅき)というお店に行き、日本料理を楽しみました。 

暑い夏のイベントの1つがかくして終わったのです。

ご参加の皆様、本当にありがとうございました。

ペルグリーノ博士には、来年も7月23日(木)~8月3日(月)にかけてお越しいただくことになりました。

<お目休めコーナー> 8月の花(4)

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月2日)はペルグリーノ博士(通訳:埴原由美さん)による「どうすれば幸福になれるか」のワークショップの1日目が行われていました。
参加者は34人(一番遠くは大分県)でした。

私はワークショップの冒頭、何度も何度も読み返した『どうすれば幸福になれるか』の本を見せながら、このワークショップへの思いをお伝えしました。


(左が岩波新書、右が一光社版)

講座はとても順調で、1日で全体の2/3ほど進んでしまいました。

それでもしっかりとペルグリーノ博士のデモンストレーション(公開カウンセリング)もやってもらい、クライアントの方に深い気づきを与えたようです。

1日の終わりに記念撮影。

席を移して香港酒家で17:30から懇親会。
参加者数34名でした。

ペルグリーノ博士のご挨拶も。

懇親会には、マリー・ルーさんとフィリップ君もご参加。

途中席替えを入れながら懇談。

中締め(村上さんの、NHKのど自慢の歌も登場)を終えてペルグリーノ博士のご家族がお帰りになっても、懇談は続きました。

最後の締めの代わりに神官でもあられる渡邉さんに祝詞を所望すると、恥ずかしがりながらもやってくださいました。

厳粛な気持ちで懇親会は幕を閉じたのであります。

今日の締めも渡邉さんに祝詞をお願いしようかな。

<お目休めコーナー> 8月の花(3)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月1日)はペルグリーノ博士、次女のマリー・ルーさん、孫のフィリップ君(15歳)と共に4人で高尾山へ。

高尾山口で京王線を降りて、清滝から高尾山へケーブルカーで行きました。
そこから歩いて薬王院へ。

帰りはリフトで戻りました。

先に行くマリー・ルーさんとフィリップ君。

ペルグリーノ博士と私は後から続きました。


(マリー・ルーさん撮影)

高尾山口からは、12:40発のバスに乗り うかい竹亭 に。
以前ペルグリーノ博士をお連れしたことが博士の印象に強く残っていて、ご家族をお連れしました。

13:00からの遅めの昼食でしたが、17品目の懐石料理に全員が大喜びでした。

世界文化遺産にも登録されている、五感で楽しむ日本食を堪能していただきました。

ペルグリーノ博士のご家族には、日本の情緒をたっぷり楽しんでいただき、博士には今日・明日と続く最後の「どうすれば幸福になれるか」のワークショップに臨みます。

<お目休めコーナー> 8月の花(2)

 

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