付け焼き刃の覚え書き

 本や映画についての感想とかゲームの覚え書きとかあれこれ。(無記名コメントはご遠慮ください)

「小夜音はあくまで小悪魔です!?(1)」 東出祐一郎

2012-03-23 | 学園小説(不思議や超科学あり)
「人を殺すことは悪いことかもしれないけれど。それでも敢えて罪を背負わねばならないときがある」

 新人悪魔のメフィストフェレス小夜音は、一崎嶽人と魂の売買契約を結ぶために地上界へとやってきた。
 ところが、歴史上の偉大な聖人レベルのはずだった嶽人の魂の評価額は13円、しかも引きこもりにして自宅警備員。
 これではいけないと、魂の価格上昇をめざして嶽人と小夜音は同居生活を始めると、ボランティア活動に勤しむことになったのだが……。

 天国も地獄もつまるところは同じ穴のムジナで契約社会。しかも悪魔の方が善良に見えて……というのも、最近のお約束みたいなものかな。オーエン・コルファーの『ウィッシュリスト』の逆の話。

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