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「あほんだら」の神谷さんは徳永にそう頼んだ。阿呆として感覚だけで面白いものを突き詰めたいのだと。
売れないお笑い芸人たちの青春劇。
盆の焼香に義母宅まで出かけてみれば、書棚に「火花」が。
書店員さん曰く「マタキチの花火という本をくれ」というお客さんが多いという、ニュースでは大型書店にタワーができるほど平積みされる光景が紹介されるのに、地方の中小書店には客注分もろくに配本されない品薄のアレです。
今度、仲間内で読書会をやる課題図書なんだとか。
読めば確かに面白い。
何か外的に大きな事件が起きて解決するのではなく、1つの物事にすべてを賭けている若者たちの挫折と妥協と懲りない挑戦の物語でした。
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