付け焼き刃の覚え書き

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「アラフォー賢者の異世界生活日記10」 寿安清

2019-09-02 | VRMMO・ゲーム世界
 護衛として地下遺跡都市イーサ・ランテの調査団に同行していたアンズとエロムラは、ゲーム時代の知識を使って上層部への通路を発見。地上への道を調べ始めるが、それを調査団として参加していたセレスティーナとキャロスティーが目撃。こっそり追跡を始める。
 その頃、四神を取り逃してしまったゼロスとアドだったが、モノホンの神さまたちからの接触を受けていた。世界を崩壊から救うためにはこの世界の観測者、邪神ちゃんことアルフィア・メーガスを完全復活させて管理者権限を取り戻すことが必要だが、神々は崩壊を食い止めるので手一杯なので、ゼロスたちがなんとかしろというのだ。具体的には世界の理から外れかけた異常種のモンスターたちを討伐し、その力を邪神ちゃんに流し込めというのだ……。

 ウェブ版を整理しながら、この世界のありさまを説明する回。つまりは、この異世界を元にゲームが作られたのに、そのデータが逆流したことによって異世界本来の枠を超えたスキルとかレベルが発生するようになり、さらに召喚された勇者の魂が死後も循環することなく滞留し、それやこれやも世界が壊れかけるのに拍車をかけているようです。
 あいかわらず、セリフで1から10まで説明した上に地の文でも補足するので、ちょっと説明過剰気味です。もうちょっと語り足りなくても良いんですよ。

【アラフォー賢者の異世界生活日記10】【寿安清】【ジョンディー】【MFブックス】【技術の発展】【抗体システム】
コメント
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