小松左京が書いた、破滅SFの傑作『復活の日』を、新井リュウジが子供向けに翻案、リライトしたもの。
1973年の話を2009年に直すのに合わせて(ディズニーランドやJリーグなどの話題を挿入して)エピソードを入れ替え、恋人を妹にしたり最後の一夜をダンスパーティに変更するなどして生々しい性の描写を削り、病気が蔓延して人々が不屈の努力むなしく斃れていく描写を削り……それでもニューメキシコのトビー少年のエピソードは残されています。
トビーの年齢が5歳から10歳へと変えられてはいても、やはりこの小さなエピソードが破滅の頂点だと作者も原作者も思っていたのでしょう。イヤな話です。
そして最後に後日譚を付け足しているのが最大の特徴。自分からしてみれば蛇足のような気もしますが、子供向けにするには必要な一節だったのかも知れません。
【復活の日】【新井リュウジ】【小松左京】【田代ほけきょ】
1973年の話を2009年に直すのに合わせて(ディズニーランドやJリーグなどの話題を挿入して)エピソードを入れ替え、恋人を妹にしたり最後の一夜をダンスパーティに変更するなどして生々しい性の描写を削り、病気が蔓延して人々が不屈の努力むなしく斃れていく描写を削り……それでもニューメキシコのトビー少年のエピソードは残されています。
トビーの年齢が5歳から10歳へと変えられてはいても、やはりこの小さなエピソードが破滅の頂点だと作者も原作者も思っていたのでしょう。イヤな話です。
そして最後に後日譚を付け足しているのが最大の特徴。自分からしてみれば蛇足のような気もしますが、子供向けにするには必要な一節だったのかも知れません。
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