![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ba/1cbff4e6e79c4b8c854e99827827ab0a.jpg)
今日、彼を呼び出したのは、身に覚えのないカンニングの濡れ衣を着せられた女子高生。自分を殺してくれと言うのだが、カスタネトはあくまで悪魔であって、死神ではないのだ……。
悪魔大公爵アスタロトの親戚の友人の隣に住んでいるというだけの、うだつの上がらない三流悪魔を主役にした連作コメディ。構成の参考にコミック「うる星やつら」を何度も読み返したっていいますが、どこに反映されてるんだろう?
鳴海丈は最近では伝奇時代小説を活躍の場としていますが、そもそも青春小説で新人賞受賞してます。その後「超電子バイオマン」でシナリオデビューしますがそちらはメインにせず、コバルト文庫を中心に作家として活躍してました。
でも、この表紙イラストで、よくコバルト文庫で刊行したなあ。本当に地味ですよね……。
【やさしい悪魔】【夜の訪問者】【鳴海丈】【ただのかずみ】【Cobalt】【集英社文庫コバルトシリーズ】
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