貴族院に入学したローゼマインは最短記録ですべての講義に合格してしまった。図書館に通いたい一心だ。
晴れて図書館通い許可ができたローゼマインだったが、貴族の常識がまだ十分に身についていない彼女は、次々にトラブルに巻き込まれていく。大領地ダンケルフェルガーとの対決、アナスタージウス王子からの呼び出しとエーレンファストで報告を受け取る保護者たちは「どうしたら、そんなことになるのだ」「いったい何が起こっているのだ」と頭を抱えるばかりだった……。
騎獣を駆る騎士見習いたちが空を自由に舞い戦う、模擬戦ディッターに参加するローゼマインの戦いが山場になる14冊目。領主候補生にして文官見習いであって騎士見習いではないけれど、実戦に参加しているし、本で戦術とかに目を通しているから、ただがむしゃらに敵陣に突っ込むだけのエーレンフェストの騎士見習いたちよりは解っているのです。
ローゼマインの図書館大事ゆえの奔放さとか、2年間も眠り続けて貴族教育が不十分とはいえ、ローゼマインが何かするたびに騒ぎが大きくなってしまうのは、彼女だけのせいではなく、かつての政変で大規模な粛正がおこなわれたために社会システムのあちらこちらに支障が出たまま回復しきっていないのが諸悪の根源。だから、読者としてはマインがうかつでそこつだと思うより、「そりゃ仕方がないよー」という立場になっちゃいます。
【本好きの下剋上13~司書になるためには手段を選んでいられません】【第四部 貴族院の自称図書委員II】【香月美夜】【椎名優】【TOブックス】【ビブリア・ファンタジー】【しいなゆう】【四コマ漫画】【チェインドライブラリー】【お茶会】【採寸】
晴れて図書館通い許可ができたローゼマインだったが、貴族の常識がまだ十分に身についていない彼女は、次々にトラブルに巻き込まれていく。大領地ダンケルフェルガーとの対決、アナスタージウス王子からの呼び出しとエーレンファストで報告を受け取る保護者たちは「どうしたら、そんなことになるのだ」「いったい何が起こっているのだ」と頭を抱えるばかりだった……。
騎獣を駆る騎士見習いたちが空を自由に舞い戦う、模擬戦ディッターに参加するローゼマインの戦いが山場になる14冊目。領主候補生にして文官見習いであって騎士見習いではないけれど、実戦に参加しているし、本で戦術とかに目を通しているから、ただがむしゃらに敵陣に突っ込むだけのエーレンフェストの騎士見習いたちよりは解っているのです。
ローゼマインの図書館大事ゆえの奔放さとか、2年間も眠り続けて貴族教育が不十分とはいえ、ローゼマインが何かするたびに騒ぎが大きくなってしまうのは、彼女だけのせいではなく、かつての政変で大規模な粛正がおこなわれたために社会システムのあちらこちらに支障が出たまま回復しきっていないのが諸悪の根源。だから、読者としてはマインがうかつでそこつだと思うより、「そりゃ仕方がないよー」という立場になっちゃいます。
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