日々好日

さて今日のニュースは

臨時国会

2008-08-03 10:46:16 | Weblog
福田首相は挙党体勢(巨頭?)で内閣改造を行い、いよいよ選挙シフトで政局運営を
開始しました。
まず当面の問題は前倒し前提の臨時国会を何時開くか?当然主たる目的はインド洋
洋上給油問題やアフガン支援問題だと思われますが、もう一つの臨時国会の目的は
補正予算の審議です。
これまでは臨時国会での補正予算は追加的公共事業が審議されて来ましたが、今年は様変わりの様相を呈しています。
原油価格の異常な高騰により深刻な影響を受けている漁業者、運輸業者を始めとし幅広い中小企業を対象としての支援救済をどうするか?
物価高対策に適切な対応策が打てるのか?
財政再建派主導の福田内閣で、どれ程の支援策が期待できるのか?
早速、与謝野経済財政担当相は各省庁に働きかけて、補助金や税制で対応出来ないか動き出した様です。当然臨時国会審議のメインになる議題です。
次の衆議院選を狙っての人気取りのバラマキ政策では困ります。
財政再建は極めて重要であるが、この際・・・と言う言葉を公然とはく閣僚が居る
と言う。人気取りのバラマキは選挙には効果を出すでしょうが、国民のためには
なりません。
国民が理解出来る補正予算の審議を是非して貰いたいものです。
臨時国会開催時期については、公然の既定事実として語られる、衆院戦が何時に
なるかと云う事と合わせて公明党との調整で手間取って居ると言う噂も聞こえて
来ます。
兎に角国民全体が悲鳴を挙げている原油高、物価高に早急に適切な施策をお願い
したい。
今回の福田改造内閣に対する世間の目は非常に厳しいものが有ります。
支持率は微妙に増加したとは云え爆発的増加に至りませんでした。
サプライズを欠いた、極く地味な改造が災いしたのか?
福田さんとしては、内閣支持率の動向を占って居る暇等ない、明日をも知らない
命と云う心境ではないでしょうか?
兎に角、福田政権が云う、国民目線の国民生活経済重視の内閣であれば、一刻も 早くそれを証明して欲しいものです。