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またまた農水相事務所費問題浮上?

2008-08-27 09:22:40 | Weblog
懸案の臨時国会開催日は、自民公明両党の幹事長国会対策委員長協議の末に
9月12日召集し会期は70日間と決定した旨発表があった。
議題は緊急経済対策の補正予算審議、インド洋給油活動継続、消費者庁設置等が
審議されると予想されますが、福田首相は国連会議出席のため実質的討議は29日
からと予想されます。
さて臨時国会開催前に、降って湧いた様な、またまた農水大臣の事務所費問題。
過去に松岡農水相が議員会館を政治団体の事務所にして1億4千万円の事務所費を
計上更に2800万円もの高額な光熱費を計上して追求され、自殺。
後任の赤城農水相も実家を後援会事務所として9千万円の経常経費で落として居る
事が暴露され辞任、次の遠藤農水相は事務所費でこそなかったが、農業共済組合の
補助金不正受給を見過ごしていた責任を問われこれまた辞任。阿倍内閣そのものが
ガタガタになって政権交代した経緯があります。
今回は太田農水大臣の政治団体が、秘書の自宅を事務所として届け出て、2300
万円を経常経費として支払って居たと言う事が暴露されました。
本人は問題ない、見解の相違でちゃんと説明すると強気の発言です。
国民感情から云うと事務所としてスペースも事務員も居ない実体のない秘書の自宅に高額の事務所費がつぎ込まれて居たと云う事はどうしても納得がいきません。
ご存じの様に国民は一人当たり250円と言う政党助成金を支払っています。
この様な尊い金を、誤魔化すと言うと失礼になるかと思いますが、有益に使って
貰えない事は悲しい事です。
どうしてこの様に農水大臣が所懲りもなく事務所費で問題を起こすのか不思議で
なりません。
政界で囁かれている、政治の世界は綺麗事ではやっていけない。皆やっているのにどうして俺だけがと言う全く反省のない世界。ひょつとすると、農水大臣だけではなく他の大臣や代議士連中はもっとヒドイのではと邪推すら生まれます。
この問題で官邸は事務所費に問題はなく届け出た事務所の場所に問題があったのだ
と釈明しているが、果たしてそれで国民が納得出来るか?
臨時国会で黒白が争われ納得のいく決着を望みます。
ところで今月末締め切られる2009年度予算の概算要求は86兆円になる事が
判った。税収は伸び悩み歳出だけが増加して居る現状でどれだけ歳費削減が出来る
のか?またまた赤字国債の増発にならない事を願うばかりです。