日々好日

さて今日のニュースは

北京オリンピック閉幕

2008-08-25 10:18:39 | Weblog
開始から成り行くが懸念された北京オリンピック17日間どうにか無事終了して
昨日閉幕しました。
この北京オリンピックを一言で云うと中国による、中国のためのオリンピックで
オリンピック精神とは可成りかけ離れた大会だったと思われてなりません。
中国の威信を賭けて、テロに怯えながら150万人体勢の厳戒警備の中で開始された祭典。
200人以上の各国元首や首脳王族を迎え、朝貢外交を思わせる様な光景
を國の内外に発信して中国の威信を見せつけました。
ドギモを抜くような長い開会式と閉会式、これはお祭りを超えた中国の力の示威
行動デモストレーションでしかなかった。
世界一の人口13億人と、世界中から集めた富の限りを尽くし、国威発揚型の絢爛
豪華な祭典これがオリンピックと云えるのか?
これで中国人民の愛国心を鼓舞し、チャイナーナンバーワンと言わしめた。
閉会式で北京五輪の責任者が盛んに素晴らしい大会であったと自画自賛していたが
華やかさとは正反対に何か空しさ感じられてなりませんでした。
この北京オリンピックは一体何だったのだろうか?
疑問の残る大会で、この様な大会は二度と開いてはならないと思います。
中国のための五輪は獲得メダル数にも現れています。
メダル総数では米国に次ぐ数となったが、金では51個で米国の36を遙かに越えて居ます。
中国の一人勝ち、結構な事ですが、相手を称える事が出来ない様では やがて世界から疎まれてしまうでしょう。
日本は良く健闘したと思います。星野監督が言って居た様に、オリンピックでは
強い者が勝つのではなく、勝った者が強いのだと云う含蓄のある言葉だと思います
同じ力の世界中のアスリート達が集い技を比べるのだから、一発勝負の世界です。
勝ち負けは時の運、銅は金ヘンに同じと書く金メダルと全く同じだと云われれば
納得です。
日本も此の大会をバネに更に技を磨き世界の強豪と伍して貰いたい。