米国トランプ氏が仕掛けた鉄鋼輸入規制に対し中国が報復対応、それに又
米国が知的財産侵害として制裁措置を発表した。
米中の貿易戦争は益々苛烈化して行く。
米国が国の安全保障のため、全ての国からの鉄鋼・アルミの輸入に対して
25%・10%の関税を課すと発表した。
ただ後で米国は豪州・カナダ等6ヶ国は対象外とした。
明らかに最大貿易輸入赤字国中国等を狙ったものでした。
是に対し中国は米国から輸入される128品目に15~25%の関税の
上乗せを発表しました。
米国は更に中国に対して知的財産権侵害を理由に、半導体・自動車・
航空機等1300品目に25%の制裁措置を追加発表した。
中国も負けて居ないで、大豆・トウモロコシ・小麦・牛肉等106品目に
同じく25%の関税を課する事発表した。
本格的米中の貿易戦争勃発です。
中国は保護貿易だとWTOに提訴すると、米国は知的財産権侵害でこれも
WTOへ提訴した。
結局米中貿易500億ドルに25%の関税を課す事となった。
これは米中にとって、お互い両刃の刃でお互いを傷つける事となる。
ただ米中共その点は了解して居て、通商摩擦として神経戦に入って居る。
克って日米通商摩擦では簡単に日本が折れ米国の言う儘になった事があるが
中国はその点強気で折れない様ですね。
この米中の貿易戦争の合間に挟まれて日本はどうすればよいのでしょうね。
大国に振り回される小舟の日本の将来はあるのか?