近頃は日本領空をロシアの戦隊が飛行するのが確認されたり、日本各地
で中国機が確認されると言う。
特に中国機の日本領空接近が多くなる傾向にある様だ。
先日中国は航空母艦等総出で、南シナ海で大々的観艦式を行い示威行動
を行いニュースとなった。
中国は米国並みに空母を持ち何処へでも発進出来る様にになった。
昨年日本の自衛隊機が、スクランブルで出動したのは中国機に対しては
５５０回で、ロシア機に対しては３９０回あったそうです。
ロシア機は戦隊を組んで日本列島一周したりして、自衛隊の緊急発進の
状況を見て居る様とか。
また中国は尖閣諸島や先島諸島周辺だけでなく、対馬近辺や紀伊半島
近くまで飛来する様になったと言う。
お互い領空周辺を飛行するのは一種の神経戦ですので、我慢較べでも
ある様です。
領空侵犯まで行くのは少ない様ですが、油断出来ません。
挑発行為に乗った方が負けですね。
米国は主要貿易相手国の通貨政策を分析した外国為替報告書を発表した。
その中で日本・中国等６ケ国を通貨政策監視対象国に指定した。
日本はこれで５回連続の指定です。
日本輸出に有利な円安ドル高へ誘導する事を監視するためと思われる。
日本は円安政策で米国との貿易で巨額な黒字を稼いで居ると言われなき
言いがかりを付けられて居ます。
確かにアベノミクス政策は円安株高を狙った政策であったが、円安傾向
は日本政府の政策より世界の経済の動向で左右される事が多い様だ。
円が投機の安全な逃げ道とされて居るのが大きな原因だ。
また米国は企業努力を怠り全てお相手国にせいにするのはフェアでない。
貿易不均衡は望ましいものではなが、是をすべて相手国のせいにするのは
如何かと思われる。
中国の対米輸出が伸びたのは、それ相応の理由がある筈です。
対日本についても同じ事が言えるのではないか？
輸出入は何処も、国の盛衰に関わるので皆必死になりますね。
シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、米英仏３ケ国がシリアの
化学兵器関連施設３ケ所を、巡航ミサイル等で限定的な攻撃を行った。
１００発以上のミサイルが発射され、アサド政権側も応戦したとの事。
アサド政権を支援するロシアは米英仏のシリア攻撃に激しく抗議し、再び米ロ
の対立が激化する徴候が見えて来た。
お互い強い米国・強いロシアの復活を目指すプーチン大統領とトランプ大統領
がシリア内戦介入で、代理戦争の様相が見えて来た。
シリアの化学兵器はサリン等が使われた症状に似て居るそうですが、確認は
なされて居ないと言う事で、最早化学兵器を使用したかどうかは問題ではない
様で、米英側は早くアサド政権を倒したい様です。
シリアの内戦に米英が干渉、それに対向してアサド政権側にロシアが参戦。
益々シリアはドロ沼化して行く様だ。
シリア内戦は近隣国を巻き込んで膨大な避難民を生み出し、欧米各地で騒動
を起こして居ます。
そして今度米ロの決定的対立となると第３次大戦が起きる可能性すら出て
来ました。
米朝首脳会談は中国・ロシアを味方につけた北朝鮮に振り回されそうだ。
問題は中近東を舞台に繰り広げられる米国とロシアの争い等に、日本が巻き
込まれない事です。
そんな意味でも今の国会で与野党が争って居る場合ではないと思う。
マスコミ等が反阿倍の国民運動を扇動して居る様ですが、世界の状況は厳しい
事を認識するのが先ではないか？
