政府はエネルギィー基本計画の骨子案を提言しました。
是まで未来のエネルギィーの救世主とされて居た原発ですが、東日本大震災で福島原発が大きな
災害を引き起こし国民の信頼を失いました。
世論は一斉に脱原発へと動いたが、産業界の要望で、原発は矢張り我が国の主力エネルギィーと
されて安全性が確認されたものから再稼働する方向となった。
ただ現在稼働中の原子炉は数個しかない。
再生エネについても欧米の様には依存出来ず、今なお火力発電等が主力です。
火力発電は資源問題や地球温暖化問題があってこれだけに頼る訳には行かない。
政府は3年毎見直すエネルギィー政策で、太陽光・風力等の再エネの主力電源化を進める事と
しながら、原発政策を再構築する事とした模様。
ただ2030年度の原発発電割合20~22%、再生エネ発電22~24%は変更しない。
また2050年度の数値目標は示さないと言う。
どうも日本政府は将来のエネルギィー政策に確としたものがなく、模索中の様な気がする。