河野行革相はファイザー社と交渉し600万回分増の7,600何回分を確保
し、自治体に８月末から１０月上旬までに配送すると発表しました。
これは１２歳以上接種対象の８割に当たるそうです。
１１月末までに希望する国民全てにワクチン接種する目標に向けて
一歩前進ですね。
新型コロナ患者療養については、政府は当初重症化リスクの高い
患者中心に原則入院とし、無症状・軽症患者は原則宿泊療養とし
宿泊療養が出来ない人は自宅療養として居ました。
処がコロナ感染拡大で８月２日療養の新方針を打ち出した。
重症患者や重症化リスクの高い人に限り入院。
入院患者以外は自宅療養が基本で、家庭内感染の恐れがある場合に
限り宿泊療養とする。
これは感染者が多くなった事と宿泊療養先が確保困難になったため。
この感染患者切り捨て方針に非難が殺到し８月５日に説明を修正。
入院は重症患者・中等症患者で酸素吸入が必要な人と重症化リスク
がある人に限定するがその判断は医師に任せる。
なお症状が改善したら医師の判断で自宅療養や宿泊療養に移行。
入院患者以外は自宅療養が基本で、家庭内感染のリスクが高い人は
宿泊療養とする。
政府はこの方針で自治体に療養推進する様に指導する事とした。
医療崩壊を回避するための苦しい判断なのかもしれません。
東京五輪は心配をよそに大盛り上がり、日本はメダルも予想外に獲得し
いよいよ８日閉会のフィナーレ近ずいてきました。
処が大盛り上がりは他にも新型コロナ感染拡大です。
全国新規感染者は１万５千人超えの過去最多でこの勢いだと２万人超え
も間もなくではないかと思われる。
東京は１日の新規感染者が5042人と初めて5千人超えとなりました。
首都圏も神奈川1846人・埼玉1235人・千葉942人と何処も過去最多。
東京の感染者年齢別では20代1600人・30代1120人・40代811人・50代
552人・10代441人・10歳未満229人等全世代に亘る。
自宅療養は１万6913人、療養先が決まらない感染者は１万543人。
感染拡大の大きな原因に感染力が強いデルタ株の蔓延です。
関東ではコロナ患者の９割ですが。関西６割・北海道９割・福岡
８割強とドンドン地方に拡散して居ます。
オリンピックのお祭りムード・夏休みで地方への拡散が止まらない。
お陰で脆弱な地方の医療崩壊が起き緊急患者へしわ寄せが来て
居ると言う。