第76回広島原爆の日平和祈念式典はコロナ禍のため規模縮小し
原爆投下の午前8時15分に始まった。
今年は核禁止条約発効後初めての祈念式典、広島市長は平和
宣言の中で黒い雨被害者の救済と核禁止条約への日本の批准を
促しました。
これ対し日本代表として参列の菅首相は黒い雨被害者に対して
早急に原爆手帳交付を約束したが、核兵器反対に対しては
意識してか飛ばし読みをしたと云う。
日本は米国の核の元庇護されて居ると言う現実があるので此処で
公には反対出来ない立場にあります。
そのため核兵器のない世界実現の項はわざと飛ばし読みした様だ
唯一の被爆国の首相として情けないが、現実問題としては判る
気がします。
現実の世界の実情は甘いものではない。
油断すれば潰されてしまいます。
米国への忖度と言われても国民を守らねばならない現実のベストの
判断を下したのかも知れません。