新型コロナ感染拡大の中自民党総裁選に注目されています。
自民党総裁選で日本の首相が決定されるシステムでは大変重要な
選挙です。
自民党は9月17日告示、29日投開票、10月上旬衆院解散の
線で行く方針です。
問題は立候補者です。
現在自民党の実力者、二階氏・安倍氏・麻生氏が菅氏支持を表明
して居るのでこれに対抗して立候補する事は相当の覚悟が必要で
しり込みして先が見えませんでした。
処が今回昨年の総裁選で敗れた岸田氏が出馬表明をした。
今回は党員・党友投票が国会議員票と同数の383票で推移が
変わる可能性がでてきました。
国会議員票で劣勢でも党員・党友票に獲得次第で選ばれる事が
可能になってきました。
有力者の後押しがあるとは言え菅氏は無党派で強力なバックを
持ちません。
それに新型コロナ対応が批判され内閣支持率は危機水域まで
下落して居ます。
菅氏では衆院選は勝てないと言われて居る昨今、さて結果は
どう出るか?
今回の総裁選は党員・党友投票で決まるかも知れませんね。
尚菅氏には総裁選前に衆院解散総選挙して総裁選を先送りする
と言う選択肢が残されています。
何れにしてもイチかバチかの賭けになりそうです。