我が国の経済面での安全保障のため経済安全保障推進法
を定めました。
国の防衛安全保障と同等に経済の安全保障も重要と判断
してこの法律を設定しました。
政府は国が財政支援する特定重要技術研究・開発ビジョン
２７技術を策定しました。
海洋・宇宙・航空・サイバー空間バイオの４領域で
音速を上回る極超音速の研究開発等２７技術研究開発を
財政支援する。
官民で先端技術研究開発を進める。
研究期間は原則５年内だが、最長１０年間支援する。
世界は新型コロナも普通の病気と同じで、コロナと共存するウイズ
コロナ時代になったと言う流れが生まれて来て居ます。
しかし世界の６億を超えるコロナ患者と６５０万人を超える死者が
居て今なお感染拡大して居るのが現実です。
我が国も新型コロナ感染の速度が落ちたとし、水際作戦の緩和に
踏み切り、入国者上限撤廃・個人旅行解禁等観光鎖国解消へと
移して来て居る。
政府としては円安を追い風に一気に外国人観光客を増やしたい
意向の様で、一刻も早く行動制限を撤廃したい考えの様だ。
しかし新型コロナは今だ終息して居なくて、冬場の再流行も
心配されて居ます。
経済界や観光業界からの突き上げで岸田政権はどうする気か
岸田氏としてはこの際一気に規制緩和し政権浮上を願いたい
処です。
そうなると、もしまたコロナの集中感染が起き、国民は命の
危険に晒され、まかり間違えると命取りになりはしないか？
岸田首相はこの処、安倍元首相の国葬問題や、旧統一教会との関連
等で厳しい立場に立たされ内閣支持率も下降気味です。
岸田首相は１９日米国訪問し、国連総会で日本の首相としては３年
振りの対面形式の一般討論演説に臨む。
同時にバイデン米国大統領と日米首脳会談を行う予定。
国連総会では、日本の安全保障常任理事国入りの国連改革等や
ロシアのウクライナ侵略で揺らぐ国際秩序の回復等を表明する
意向との事。
尚包括的核実験禁止条約の早期発効を目指す首脳級会合等でも
講演予定ですが、わが国は米国の核の傘の下で擁護されている
関係で核兵器反対等には参加してないので弱い立場にある。
何処まで我が国が核実験禁止条約に賛同出来るか疑問です。
岸田首相は昨今の異常円安についてもNY証券取引所で講演を
予定して居る。
今回の訪米で果たして岸田政権は求心力を取り戻せるか？
注目したいですね。
昨年に続き保育園の通園バスに園児を置き忘れ死亡させた
事故がまた静岡で起きました。
是には無策無対応の政府も対応せざるを得なくなった様です。
今回、全国の幼稚園等の通園バスには、ブザー等の安全装置を
取り付ける義務とする様にし財政的措置も検討する事となった。
ブザーは、バス車内の後方に設置して車内を確認しないでその
まま、押さずにエンジンを切ると警報がなる仕組みらしい。
国内で企業が開発しすでに取り付けられているとか。
なお韓国ではすでに安全装置装填が義務付けられて居るとか。
昨年の冬大分の一般道で法的速度の３倍に当たる194キロで車を
走行させ死亡事故を起こしました。
これに対し遺族は単なる暴走で過失運転致死罪適用は不満とし
殺人行為として処罰されるべきと訴えた。
確かに一般道路を194キロで暴走すれな未必の故意として処罰
されるべきと言うのも納得出来ます。
事件は当時19歳の少年が、交差点に左右の確認もせず速度194
キロで進入し、右折する車に激突、相手運転手の安全ベルトも
ちぎれ車外に掘り出され死亡させた。
大分県警は少年法で危険運転致死で書類送検したが、大分地検
は軽い過失致死罪で起訴した事にも遺族は異議を申し立てた。
当時19歳の少年とは言え、これは未必の故意として殺人罪適用
厳しく処罰されるべきではないかと言う事です。
浜田防衛相は米国国防長官と会談し、中国を意識して米国への忖度
と思える様な決意を伝達した。
中国が我が国の排他的経済水域への弾道ミサイル着弾を強く非難し
中国等が開発を進める極超音速兵器に対抗する技術の共同研究の
開始に合意。
我が国の防衛力の抜本的強化の防衛費の増額の決意伝達。
我が国が敵基地攻撃能力保有する事を伝達。
台湾海峡の平和と安定の重要性を共有する事。
日米双方が無人機で取得した情報の共同分析で一致
沖縄尖閣諸島が米国の防衛義務を定めた日米安保法の適用対象地
である事を確認した。
尚米国は無人偵察機MQ9を海上自衛隊鹿屋基地に一時配備する事
とした様です。
他に普天間基地の辺野古移設推進。
ロシアのウクライナ侵攻に対し、米国への支援継続を確認した。
新型コロナがこの頃は少し落ち着いて来て、危機感が希薄化の
傾向が出て来ました。
しかしコロナウイルスの変種株のオミクロン株BA1型や5型に
変わり依然として、コロナ感染は続いて居ます。
今回政府は新型コロナ、オミクロン株に対応のワクチン接種を
今月20日から開始に踏み切りました。
前回からの接種間隔が５ケ月以上とし、４回接種をまだ受けて
ない60歳以上や医療従事者を優先し、10月半ばには2回以上
接種した12歳以上の全ての人に対象を広げる事とする。
政府は3回目接種が完了した人に接種券を配布する様に指示。
20日から始まる新オミクロン株対応のワクチン接種、更に
オミクロンBA5型に対応のワクチン接種も検討との事。
一体ワクチン接種は何回すればよいのでしょうか？
米国のインフレ対策の金利引き上げを警戒し円売りドル買い進み
円はドルに対し145円まで急落しました。
米国の利上げは０・75％以上と言われ、益々金利差は開いて行く
様です。
一時日銀の口先介入で少し値を戻したが流れは変わらなかった。
今後日米の金利差でまだまだ円は下落する様だ。
日本はデフレ脱却出来ず今が金融緩和ゼロ金利を維持せねばならぬ
円安対策とし為替介入が残されて居るが、そう簡単には行かない様
で政府は円買いの為替介入の準備か日銀はレートチェックを実施。
円安対策は即物価高対策に繋がるが、事態はそう単純でなさそう。
インバウンド対策としては円安は歓迎ですが、物価高対策としては
喜ばしい事ではない。
アメリカはインフレの物価高騰に苦慮し、日本は円安による物価
高騰で共に苦慮して居ます。
今後益々円安は進んで行くようですね。
米国の８月の消費者物価指数が市場予測を上回る前月比8・3％上昇で
FRBの更なる利上げが予測され株価が一斉に暴落した。
日本と米国との金利差で円安が進み１ドル144円以下に下落した。
因みに世界の金利はブラジルの13・75％は別格としても英国1・75％
米国２・5％これに対しに日銀の金利はマイナス0・10％とゼロ金利
です。
是では誰でも円売りに走る道理です。
米国は迫る来るインフレ対策に懸命です。
日々値上がりする食料品米国のインフレは相当深刻の様です。
これに比べ日本は円安で同じ様に物価高に苦しんで居ます。
円安になれば輸入品は安くなるが、外国からの原材料は高くなり
ウクライナ問題等で原油や食料品が高騰し物価高となるも景気は
一向に回復しない。
日本はインフレとデフレの同時進行と言う苦しい立場に置かれる
日銀の金融政策も緩和の方向に舵を取らねばならない。
益々金利差で円安が進み経済不況から脱却出来なくなって来て
居ます。
米国は急激なインフレ対策で益々金利の引き上げを打ち出して
来る。
日本は経済不況から脱却できず低金利続行、益々金利差は拡大し
日本経済が破綻する羽目に追い込まれる可能性が出て来た様だ。
プーチンロシア大統領はウズベクスタンで開催される上海協力機構
会議に出席し中国習国家主席と対面会談を行う意向を表明した。
上海協力機構会議とは中国・ロシアと中央アジア６ケ国が、政治や
経済協力のため創設されたものですが、現在オブザーバーのイラン
が正式加盟を申請して居ると言う。
ロシアのウクライナ侵攻で、欧米側の制裁に対し、中国とロシア
話し合われるとみられ、ロシアと中国との連携が注目されそう。
今回の会議にはインド首相も参加を表明して居ると言う。
世界は今後ロシア中国と協力関係のイラン・インドと米国を中心
とした欧米との２極化が益々進みそうです。