矢作俊彦・大友克洋 1982年 双葉社アクション・コミックス
こないだ読んで、フェイバリットになりつつある「『坊っちゃん』の時代・第二部」である『秋の舞姫』の、関川夏央によるあとがきに以下のような一節がある。
>谷口ジローの仕事に関しては、前作『「坊っちゃん」の時代・第一部』への高橋源一郎氏の批評文がある。
〈彼のマンガでなければ関川の批評が実体化することはなかったのだ。原作付きマンガという困難なジャンルでここまでやれた例は僅かに矢作俊彦・大友克洋の『気分はもう戦争』、糸井重里・湯村輝彦の『情熱のペンギンごはん』を数えるのみである。いずれの場合も絵が原作を引っ張りこんでいることに我々は注目せねばならない〉(「ブックレビュー01」弓立社、一九八九年)
ここに新たにつけくわえるべきことはば、わたしにはない。
これ読んで、ひさしぶりに『気分はもう戦争』を引っ張り出してみた。
いつのどこの戦争かっていうと、198×年に勃発した中ソ戦争の話。
開戦に至るいろんな伏線があって、いざ始まってからは69日で停戦になるんだが、なんだかいまひとつよくわかんないっていうのが正直な感想なんだけど。
こないだ読んで、フェイバリットになりつつある「『坊っちゃん』の時代・第二部」である『秋の舞姫』の、関川夏央によるあとがきに以下のような一節がある。
>谷口ジローの仕事に関しては、前作『「坊っちゃん」の時代・第一部』への高橋源一郎氏の批評文がある。
〈彼のマンガでなければ関川の批評が実体化することはなかったのだ。原作付きマンガという困難なジャンルでここまでやれた例は僅かに矢作俊彦・大友克洋の『気分はもう戦争』、糸井重里・湯村輝彦の『情熱のペンギンごはん』を数えるのみである。いずれの場合も絵が原作を引っ張りこんでいることに我々は注目せねばならない〉(「ブックレビュー01」弓立社、一九八九年)
ここに新たにつけくわえるべきことはば、わたしにはない。
これ読んで、ひさしぶりに『気分はもう戦争』を引っ張り出してみた。
いつのどこの戦争かっていうと、198×年に勃発した中ソ戦争の話。
開戦に至るいろんな伏線があって、いざ始まってからは69日で停戦になるんだが、なんだかいまひとつよくわかんないっていうのが正直な感想なんだけど。