many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

キャンディーズ

2011-04-25 23:08:07 | Weblog
えーと、既報のとおり、キャンディーズのスーちゃんが亡くなってしまった。
私は小学生だったんだけど、歌はよく聞いてたし、「見ごろ食べごろ笑いごろ」なんかもよく見てたし、キャンディーズは好きで、なかでも(周りはランちゃん派が多かったけど)スーちゃんが好きでしたね。
CD持ってるかと思ったら見当たらない、ベストをダビングしたMDがひとつ見つかっただけなんで、しかたないんで、それ聴いてます。
いちばん好きなのは、なんだろう、やっぱ「年下の男の子」かな。「やさしい悪魔」も大好き。「微笑みがえし」もちょっと別格で、人気絶頂のなかで解散に向かってく当時のことを思い出して、グッとくるものがあります。
キャンディーズは、うたウマイんだよねー。
近ごろの日本のいわゆるアイドルによる歌は、男も女も何だか大勢でユニゾンするのが多くて、その合ってるような合ってないような声は、私をイライラさせるんだけど、今聴いてもキャンディーズは、そういうのとは一線を画してると思います。
キャンディーズ ベスト・コレクション
クリエーター情報なし
ソニーレコード
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ヒカルの碁

2011-04-25 17:17:17 | マンガ
原作/ほったゆみ 漫画/小畑健 1999~2003年 集英社ジャンプ・コミックス全23巻
きのう将棋マンガだったんで、こんどは囲碁マンガってことで。
「ヒカルの碁」は有名だと思います。なんせジャンプ読まない私だって、その名を聞いて知るようになったんだから。
なんで読んでみようと思ったのかは忘れちゃったけど。読み始めちゃったら、次々と進んでったことをおぼえてる。
持ってる第1巻は2001年11月の12刷、あと手元にあるのはだいたい2002年の発行の単行本だから、そのころ集中して買い求めて読みあさったものと思われる。
第21巻以降が2003年の第1刷なんで、そのへんで追いついたってことか。
(ついでに「碁ジャス☆キャラクターズガイド」ってのも持ってる。)
ストーリーは有名だから書くまでもないけど、藤原佐為って平安時代の碁の達人の霊(なんだろうな?)に、物語開始当初小学6年生だった主人公がとりつかれて(ホラーぢゃないよ)、碁を打つようになって、当然あとはジャンプお得意の、ライバルが出てきたり、戦いのステージがレベルアップしてったり、努力と友情と勝利(ときどき負けるのがいい)をからめて主人公が成長してくってことになるんだけど、私はこのマンガに関しては、不思議とそういうのが飽きない。
ダレるとこないし、何回読んでも面白い。ジャンプ的システムでできあがったもののなかでは(←意味不明?)傑作だと思う。
有名作品だから、いまさらネタバレも何もないだろうけど、ストーリーが盛り上がってくなかで、やがてヒカルと佐為がお別れするときが来る。一心同体だった二人、このあともそれが軸で進むと思ってたのに、運命の別れが訪れる、そこんとこの衝撃は、私が読んだ少年マンガ史上では、白眉である。(何度も何度も生き返る「リングにかけろ」「ドラゴンボール」みたいなジャンプ系とは、ちょっと違う。)「あしたのジョー」の力石の死よりも、私はこっちのほうがショッキングだった。
でも全編ひさしぶりに読み返してみると、ネームが絶妙というか、肝心なとこでのキメのセリフとか、次回への興味かきたてられるヒキのようなものがあって、まったくもって面白い。
絵ももちろんよくて、特に(よく女性に間違われるという美形キャラ?の)藤原佐為が、かわいくデフォルメされて、ハシャいだりダダこねたりするとこが、私は好きだ。
あと、どーでもいーかもしれないけれど、単行本には「ネームの日々」という原作者の4コママンガがときどき各話のあいだに挟まってるんだけど、これがけっこう面白かったりする。
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