かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

正倉院展

2005年11月06日 | Nara ( Japan )

奈良には、夏休みに行ったが、横浜から、そうそうしょっちゅう行ける訳ではない。
ということで、正倉院展と言っても、NHKの番組を見ただけである。
連日1万人以上の人が訪れているというから、今日あたりは、混んでてなかなかよく見れないほどの盛況振りだろう。
正倉院展の今回の目玉は、聖武天皇が使っていた碁板と、碁石らしいが、見れば見るほどすごい。芸術品の極致で、1300年前によくこんなものが作れて、また木製部分も多いのに、今までよく残ったものだと、感心せざるを得ない。
複製品作りの取り組みも紹介されていたが、碁石の赤は、研究を重ねた結果、インド茜という染料で、象牙を染めた後、鳥の図柄が一つ一つ彫られているということである。
碁盤の方にも、多数象牙が嵌め込まれているが、象牙で描かれている鳥は、ほとんどが中国か、東南亜細亜に生息している種類で、中国からの渡来品であることは、間違いないようである。
奈良は、シルクロードの終着点とはよく言ったもので、まさにその通りなのだと今日改めて実感した。
H/Pのシルクロードコーナーも大体できたので、お時間のある方は、お立ち寄りください。

コメント
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