かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

鎌倉・江の島 七福神

2008年01月13日 | Kamakura ( Japan )


今日は、3連休の中日。ちょっと寒かったが、今年3回目の鎌倉巡りをした。正月に行った時に見た、”鎌倉・江の島七福神巡り”の広告に触発されたのだ?
北鎌倉からスタートし、江の島にたどり着くまで、5時間弱だった。

七福神と言っても、実際弁財天様が二つあり、八福神になっている。選にもれた弁財天様がある一方、やや無理筋ではないかと思われる福神様もある。まぁ、いいでははないか。
この寒空にもかかわらず、多くの人が出ていた。動機はともかく、多くの人が、日本の歴史・文化に触れる機会を持つことはすばらしいことだと思う。

訪れた順に、七福神をご紹介する。

1、浄智寺、布袋尊(ほていそん)、知恵を授け、福徳円満の人を作る福神。
2、鶴岡八幡宮、旗上弁財天(はたあげべんざいてん)、武運長久、大願成就の福神。
3、宝戒寺、毘沙門天(びしゃもんてん)、病魔退散、財宝富貴の福神。
4、妙隆寺、寿老人(じゅろうじん)、人々の安全を健康を守り、長寿を司る福神。
5、本覚寺、夷尊神(えびすそんじん)、商売繁盛、家運隆盛、縁結び、五穀豊穣の福神。
6、長谷寺、大黒天(だいこくてん)、出世、開運、財富招来の福神。
7、御霊神社、福禄寿(ふくろくじゅ)、長寿、家禄永遠を司る福神。
8、江島神社、江島弁財天(えのしまべんざいてん)、技件纈B、幸福・財宝を招く福神。

七福神は、インド由来、中国由来、日本由来のものが、ごっちゃになっている。いかにも日本らしい。
これだけお参りして、ちゃんと御朱印までいただいてきたのだから、今年は、完璧だろう。私にとって、初めて訪れたお寺は、妙隆寺と本覚寺だったが、七福神のお宮は、本堂とは別の場合が多く、何度も訪れたことのある寺社でも、違った感じで、お参りできた。



これは、浄智寺の布袋(ほてい)さんだが、前訪れた時には、誰もいなかったのに、今日は、この賑わいである。この布袋さんは、元祖メタボだ。



妙隆寺(みょうりゅうじ)の寿老人。日蓮上人の弟子の日親上人ゆかりのお寺という。近くに、日蓮上人が辻説法したところもある。



本覚寺も初めて訪れたお寺だが、立派でびっくり。源頼朝が、鎌倉幕府の南西の門に当たるため、夷堂(えびすどう)を建てたところだそうだ。室町時代に、日蓮宗のお寺として創建された。この夷堂のデザインも珍しいが、中の夷さんも、ちょっといつもの夷さんとはちょっとイメージが違っていた。恵比寿顔とはいえないようだ。



長谷寺の大黒堂。本堂の左隣にある。中に、触れられる大黒様もいて、撫で回されている。



今の季節でも、結構花が楽しめる。これは、蝋梅(ろうばい)。他に、水仙やら、牡丹やら、いろいろ楽しめた。



長谷寺は、そこかしこに、見所、拝所満載。長谷寺の弁財天も有名だが、大黒天を優先したようだ。



江の電さんには、またお世話になった。この車両は、もう引退間近か? 型番305。車両のバラバラ感が好きだ。



最後は、江の島の弁天さん。前回は、中に入らなかったが、今回は、入場。裸弁天さんを拝めむことができる。鎌倉期の作として有名だが、何度も修復されており、時代は感じられない。歌手として名をなそうとする人は、必ずお参りするという。

ということで、楽しく、信心深く、鎌倉、江の島を訪れることができた。
めでたし、めでたし。
コメント
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