京都の北西の愛宕山は、愛宕三尾とも言われる。高尾(雄)、槙尾(まきのお)、栂尾(とがのお)だ。栂尾の高山寺の後は、槙尾の西明寺に寄ってみた。同じ名前のお寺には、翌々日にも行くことになるのだが。
この辺りは、日本で最初にお茶が栽培されたところともいう。最初は、薬的なものだったのかもしれない。
近くには、清滝川という美しい川がある。特に滝はないようだが、結構急な川なので、この名になっているようだ。
紅葉のころは、紅葉が川面に映えて、美しいだろう。
この辺りの位置関係。距離的には、大したことないが、やや坂の上り下りは激しい。
お寺の入り口にある、朱塗りの橋が美しい。高級感は、ないが。
かわいらしい、ひなびた門。
西明寺は、9世紀に、空海の弟子により、神護寺の別院として造られたが、その後興廃を繰り返し、今残るものは、ほとんどが江戸時代のもののようだ。
本堂も簡素。料金を払えば中にも入れるようだったが、人気もなく、お祈りだけした。もちろん、境内には、私一人。
庶民的なお寺だ。
ということで、神護寺に向かう途中にちょっと立ち寄ってみたいお寺。
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