かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

日本の古代史

2014年06月02日 | Books
今日、出勤したら、松山選手の吉報を知った。すごいとしかいいようがない。
マナーでもけちをつけられない、本当のキングになって欲しい!



本書は、本屋で見つけた。
この手の本は、最近やたらに多いのだが、ぱらぱらめくったら、まともそうなので、ゲット。

読んでみて、まさにまとも。いろいろ異説がある中で、著者の信じるところを、説得力のある展開で、読者を説得する。
その中で、強調されるのは、”和”。
西欧の古代史と違って、日本の古代史は、ちょっと違う。戦いが強調される部分もあるが、決して、肯定されているわけではない。
逆に、人民と共に国の発展を祈った王家の言動に注目する。

それから、大和政権と、日本各地との権力の関係にも注目する。着実に、日本全体を支配下において行く大和政権の姿が浮き彫りにされる。

まず、日本古代史を大づかみしたい人に、打って付けの一書。
コメント
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