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本書は、3月に、龍谷ミュージアムに行った時ゲット。
開館記念の、釈尊と親鸞展の時の図録。
第3期までの分は、実際行った時ゲットしていたので、これで、1セット揃った。
展示品数は、そこそこだが、龍谷ミュージアムならではのすばらしい展示だ。龍谷大学収蔵品も多く、その品々の確かさに感服する。
表紙の仏塔壁画は、ガンダーラ北部のスワート周辺から出土したものという。唐の時代頃というから、三蔵法師が、行き来した頃だ。
その下のレリーフは、ガンダーラの、燃燈仏授記を題材にしたもの。弟子を伴った燃燈仏に対し、仏の足が水たまりで汚れないように、髪を水たまりの上に敷いている様子。燃燈仏は、この青年に、将来ブッダになるだろうと予言したという。左の花売り娘は、将来の釈尊の妃という。
保存状態もひじょうによい逸品と言えるだろう。
アジャンター石窟の写真も展示されていたようで、その壁画の解釈も細かくなされている。
大谷探検隊の招来品も多い。
京都で時間がある時、また訪れたい。
明日は、ゴルフ前泊で、1回休み。