かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

恒例の奈良・京都 その4 長柄神社、一言主神社

2017年11月10日 | Nara ( Japan )


前回は、この辺から、時間がなくなってきて、端折り気味だったが、今回は、ここまで効率的に来れたので、ここからは、未知の世界も少し。

長柄のバス停近くにあるこの豆腐屋は、乗り放題バスの方から教えてもらった。
車で、たぶん地元の人がたくさん押し寄せる。
美味しい豆腐が試食できるそうだ。
あまりの人で、試食は断念。



歴史のある町のようで、昔からの酒屋や、醤油屋も。



大正時代に作られたモダンな郵便局が、博物館兼レストランカフェになっていた。
郵便局とのコラボ施設なのだろうが、すばらしい空間になっていた。



料理は、地の食材を生かしたランチセット。



奥が郵便庭園になっていて、庭園を眺めながら、食事がいただける。
元々切手少年だった私には、なんとも癒される空間だった。



中には、かつての郵便局で使われたものが展示されている。
切手なども販売されており、昔なつかしの年賀切手のキーホールダーをゲット。
12歳の時のものだ。



そして、長柄神社へ。
天武天皇が、ここで、流鏑馬を行ったという伝説があるが。
今は、こじんまりした神社になっていて、前回は、近くのローソンの店員に場所を聞いたのだが、ご存知ではなかった。



奉納は、代々長らく行われているという。



そして、一言主神社へ。



この神社近辺には、蜘蛛塚が二つある。
高天原神社にもあったが、大和朝廷に反する勢力が大きかったことの名残だろう。



こちらは、一言主神社の境内にあるもの。
雄略天皇が、ここを訪れた時に、地元の神とあった話が、記紀に描かれているが、なんとも不思議な話であり、実は、この地で、大きな抗争があったのではないかと想像させられる。
そして、滅ぼされた人々を弔うために、蜘蛛塚が遺されたのではないか。



葛城の道の中央に鎮座する立派名神社である。
まさに、葛城一族のメインの神社なのだろう。



ここから、九品寺までは、歩くことにした。
ちょっと山に登る形になるが、第二代天皇の碑がある。
そもそも存在も疑問視されている天皇だが、その頃から、天皇が、この地でも勢力を持っていたこととしたかったのだろう。



畝傍山、香久山が見下ろせる。奥の山々は、山辺の道方向になる。後方は、大阪方面になる。



九品寺。
東大寺を開いた行基様が、開祖とされる。



お寺の後方には、南北朝時代に、戦いに敗れた侍を祀る石仏が並んでいる。
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