かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

古筆切 & ZEP道楽

2025年01月12日 | Music
今日は、今年初めてのゴルフ。
天気は、予報よりは、まともで、助かった。
前半まずますだったのだが、後半息切れ。
今年も、厳しい道のりが続く。
昨日の文化活動のご報告。



まず向かったのが、根津美術館。
何回目だか忘れたが、都会のど真ん中にすばらしい空間が広がっている。



貴重な仏像たちが迎えてくれる。
エントランスホールのみ、撮影可。



展示は、古筆切。
平安時代から、鎌倉時代の有名な能書家の書。
断簡になって、掛け軸になったりして、茶の湯の場なので、鑑賞の対象になってきた。
それを、当館が収集したもので、誰でも聞いたことのあるような有名人の書が並ぶ。

ひらがなが中心だが、漢字と並列した書かれたり、漢字とひらがなが混じったりしている。
書というより、まさに芸術の感。
書家により、癖が明らかで、書家の性格までわかるようで面白い。
ただ、伝〇〇と、伝が付くものが多く、これは、江戸時代頃の鑑定書はあるものの、本人の書ではなく、後代の模写である可能性が高いとされる。
それも覚悟で、収集したものだが、さらなる研究によって、本人のものと改めて鑑定されたものもあり、いずれにしても、当人の書の姿を現代に伝えているものとして貴重。
保存された場所や、家によってさまざまな名前が付けられている。
それだけ、大事に今まで伝えられてきた貴重なものだ。
紫式部時代のものも多く、その時代の空気を感じながら鑑賞できた。

第二展示室では、一行書の展示で、我々が書初めで書くような一行の書が展示されている。
お題は、法語も多いが、もっと一般的な単語や、言葉を書にしたものも多い。
本当にシンプルなものから、ちょっと複雑なものまであるが、結構自由に書かれている。
こちらの展示も興味深かった。
時代は、江戸時代のものが中心。
特に、良寛の書など面白かったかな。



根津美術館を訪れたら、是非、庭も回遊して欲しい。
夕暮れ近い時間だったので、明暗のインパクトが美しかった。
六本木のミッドタウンや、ヒルズが、借景になっている?



そして、夜は、根津美術館から歩いて行ける原宿クロコダイル。
始めてだったが、ZEP道楽さんのイベント。
NO ZEP NO LIFEが合言葉で、ここでは、念に4回コンサートを開いているらしい。
その他のコンサートも結構出演されている。



個性的な会場の天井!



オリジナルビールをいただいたが、製造は横浜ビールだった。
元職場の関内にある。



メンバーは、ボーカルのロベルト岩崎さん、ギターのMOTOIさん、ベース、キーボードのジョンジー中野さん、ドラムの乙部 ”OTOTI" ヒロさん。
岩崎さんと、MOTOIさんは、既に還暦越えで、ジョンジーさんと、ヒロさんが、今年還暦入りという。
本コンサートは、11周年というから、50歳前後の頃から始めたということなのだろう。



とにかく旨 上手かった。
メンバーそれぞれの特徴を最大限に出しつつ、ZEPの有名曲から、マイナー曲まで全力疾走。
こっそり、ピンクフロイドの曲を、混ぜたり。
一緒に行った友人は2回目というが、曲のかぶりは少なかったとのこと。
天国への階段と、聖なる館は、流石にいつもやるのだろう。
本編ラストのアキレス最後の戦いと、アンコールラストのロックンロールもお決まりのようだ。



アコースティックコーナーも良かった。
エレキウクレレの音色が、キラキラ感を醸しだす。
始めて曲を聴いた時の驚きを思い出した。

ジミヘンとZEPの曲を織り交ぜた、変奏曲?の披露も。
クラプトン、ベックとのコラボ曲は既にやったということで、今回は、ジミヘン。
ジョンジー中野の小部屋というコーナーで、ジョンジーさんが、編曲をしたとのこと。
大作業だったそうで、確かにそうだったろうという壮大な変奏曲?
ジミヘンの演奏のコピーもすばらしかった。
この日1回のみの演奏。

ということで、最前席での爆音に酔いしれた。
コメント (2)
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