かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

NEW YEAR OPERA CONCERT 2025

2025年01月03日 | Music


今日は、日中は、家事。
夜は、今年初のコンサート。
会場は、NHK HALL。
明治神宮は、閉門直前で、流石に、ほとんど人はいなかった。



今夜eテレで、生放送されていたNEW YEAR OPERA CONCERT 2025。



ちょっと新年のデコレーション?



中は、NHKとしては、かなりの飾り付け。
新年を祝う雰囲気を盛り上げている。

本コンサートは、1958年から欠かさず開催されているそうで、紅白には、及ばないが、レコ大並の歴史を誇る。
私は、一度も見たことが、なかったのだが、友人が観覧券を当てたので、誘ってくれた。
紅白ほどではないが、かなりの高倍率ではあったろう。



オペラ自体、たぶん5回ぐらいしか行ったことがなく、猫に小判なのだが、オーケストラ、出演歌手、アンサンブル、どれをとっても超一流で、圧倒された。
特に、それぞれの歌手の繊細かつ圧倒的な声は、生で聴かないと味わえない迫力だ。
ソロでも、会場全体に響き渡るし、全体の時は、オーケストラの音を上回る。
選曲は、"オペラは世界を映す鏡"というサブタイトルが示すように、それぞれのオペラが作られた背景が際立つ作品から、有名曲を選曲しており、オペラに詳しくない人にも楽しめるようになっていた。

ヨハン・シュトラウス生誕200年ということで、1部と2部の間に、7人編成のアンサンブルて演奏された他、本編では、ビゼー、モーツァルト、ベートーヴェン、ヴェルディ、プッチーニ、ジョルダーノの曲が取り上げられた。
ラストは、再びヨハン・シュトラウスの"こうもり"からだった。

当時のエンタメであったはずだが、宗教や、戦争や、社会問題や、生と死など、結構シリアスなテーマの作品も多く、作者の思いがこもったものであることが、わかった。
と共に、歌詞が字幕でしかわからないまどかしさも感じた次第。

今から、オペラまで、風呂敷を広げるつもりは、ないが、実にいいものを見させてもらった!


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