かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

クメール王国その3 アンコールワットのヴィシュヌ神

2005年09月27日 | Cambodia・Myanmar・Laos
ブログのタイトルにふさわしいテーマもたまには、ということで、今日は、久し振りにカンボジア。
アンコールワットに行ったことがある人は皆知っていると思うが、行ったことのない人は、ほとんど知らない事実として、アンコールワットは、ヒンドゥー教のお寺だという事がある。
ヒンドゥー教は、カースト制度で有名な、バラモン教から発展した宗教だが、今は、インドを中心に信仰されている。昔は、アジア全般で信仰されていた。クメール王国には、ヒンドゥー教のお寺(比較的古いもの)と、仏教のお寺(比較的新しいもの)が、混在している。
インドネシアにも、以前ヒンドゥー教が信仰されていた時代があったが、今も信仰されているのは、バリ島だけである。
ヒンドゥー教は、典型的な多神教で、人間味あふれる神々と、動物をモチーフにした神々が、いろんな親戚関係を形成し、外から見るとぐちゃぐちゃである。写真は、アンコールワットにあるヴィシュヌ神。仏教と混然一体となっているところもあり、興味はつきない。

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