いわゆるニセモノ市場なのだが、ニセモノというには、申し訳ないほどよくできている。交渉を続けると、奥から、止め処もなく、高級品のニセモノが出てくる。
値切りも止め処もなくできる。
6月末で、この市場は閉鎖されたそうだ。あれだけの人と物と金が動いていた場所であるから、たいへんなことだったろう。
この世界はいたちごっごだから、もうちょっと奥地で、同じことをやっているのだろうが...
偽物とはわかっていても、素人には、見分けもつかず、本物の市価の数%で買えた。
ニセモノとわかって買うのだから、本物を買う人との棲み分けはできていたようには思う...
この世界を肯定する気はさらさらないが。
中国政府は、北京オリンピックまでに、コピー天国の汚名をはらすべく、最大限の努力を続けるものと思われる。