かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

藤本国彦プロデュース ビートルズの世界

2022年05月21日 | The Beatles
今日は、ゴルフだったのだが、天候不順につき、断念。
がんばれば、できたような気もするが。



昨夜は、藤本国彦プロデュース ビートルズ世界の配信。
前回は星加さんだったが、今回は、チャゲさん。
星加さんは、ビートルズマニアの聴衆がほどんどだが、今回は、チャゲアスファンがほとんどで、女性の声が多数。
8割が女性客だったとのこと。



こんな感じで、フランクなトークが休憩はさんで2時間。
マニアック度は、落ちたが、同世代のチャゲさんがどのようにビートルズの影響を受けたかがわかってたいへん面白かった。
1回、アップリンク時代にトークイベントがあったそうだが、私は行けていなかったので、重複もなく、ちょうどよかった。



チャゲさんがビートルズの影響を受けたのは、一回り上の叔父さんの影響とのこと。
叔父さんの家に行くと、ビートルズの最新レコードはいつでも聞けた。
She Loves Youが、最初に感動した曲だったという。
しばらくして、Long And Winding Roadに感動したとのこと。
当時、福岡は、日本のリバプールを言われていて(知らなかった)、陽水、チューリップ、甲斐バンドなどを輩出していた。
ギターを抱えて歩くのがファッションで、中身が空のギターケースを持ち歩いていた。
叔父さんに、ゴジラの映画に連れて行ってもらったが、満員で(嘘か)、となりのHard Day's Nightを見て、感動。
コーラス+リフが独創的で、かっこいい。
クラシックとの融合、独特の言い回し、変拍子など、新しいチャレンジがいっぱい。
一番好きなアルバムは、アビーロードで、特にB面が。
藤本さんは、White Album 。

Get Back の映画は3回見て、自分たちがマルチマックス時代、同じことを(期間を決めて1枚のアルバムを作る)トライしたことを思い出したが、残念ながら、映像などは残っていない(当たり前)。
アビーロードでの録音もしており、Tea Boyのの存在や、ビートルズも使っていたミキシングマシーンのつまみに感動したとのこと。
この辺の話しは、まさにミュージシャンならでは。
その時、やはりマイクにストッキングが使われていたが、ティナターナーのストッキングを言われたとのこと。
ほんまかいな?

1992年についに武道館のステージに立った。
ビートルズと同じアングルでの写真を撮ってもらいたかったが、ステージの作りが違っていて、かなわず。



デビューした時にお祝いにおじさんからもらったチケット。
高校生の叔父さんが、福岡から、武道館に見に行った時のものという。
ブロマイドも30枚ぐらいもらったが、今残っているのは3枚。
私も、通信販売で買った、70年代のブロマイドを持っているが、ほとんど同じものだ。



ストーンズの花火大会の宣伝も。
興味はあるが、府中まではちょっと。
チャゲさんは、最近ビートルズのカバー曲を集めているとことだが、最近の話題は、ノラのエンパイアステートビル屋上でのライブ。
Let It Beと、I’ve Got A Feeling。
そういえば、5年振りの来日が決まったが、楽しみ。
ジョーコッカーのSomething も凄い。
シナトラがLennon &McCartneyの曲と勘違いしていたことは有名。



最後質問コーナーで、WHYを叫び続ける曲があるというが?という質問に対し、小野洋子さんの曲と即答。
ポールは、今回のツアーで、初めてコンサート中、水を口にしたと話題とのことで、陽水のコンサートでネタにできなくなった?
ビートルズといっしょにやるとしたら?という質問に対しては、初期の曲に、アコギで入りたいとのこと。
ギターもしばらく弾かないと弾けなくなるもので、BlackBirdも2フィンガーで弾けなくなり、3フィンガーで弾いているとのことだが、ポールも最近は手抜きで、3フィンガーで弾いているとこと。
スティーブジョブズがビートルズ好きなことからAppleという社名にしたという話(理想主義の象徴)や、Apple のPCを起動する時の音は、A Day In The Lifeの最後の音から来ているという嘘か誠かわからない小ネタも。

マニアック度はやや低かったが、楽しい2時間だった。
ビートルズがいなけらば、チャゲアスはなかった!
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ナベサダさん

2022年05月20日 | Music


日本で、サックスの大御所と言えば、やはりナベサダさんが、筆頭になるだろう。

10回以上は、コンサートにお邪魔したと思うが、いつも、工夫を凝らしたセットリストで、美しい音を聞かせてくれる。
とつとつとしたMCも、楽しく、栃木ご出身らしく、純朴なお人柄が表に出る。
その時代に、どうしてバークリーに進むことになったのか、存じ上げないが、凄いことだったはず。
今は、結構な人数の方が進まれるが、今でもたいへんなことだ。

そして、いろんなジャンルに挑戦され、時代を築いてきた。
私が知ったのは、カリフォルニアシャワー時代、CM曲に使われたのがきっかけだったが、かっこよかった。

先日の鎌倉でのコンサートの際、サイン入り、写真パネルがネットで買えると紹介されていたので、早速ゲットした。
注文から届くまで1ヵ月ぐらいかかったが、ご覧の通り、すばらしいものが届いた。
やはりこの姿が最高だ。

ポールも頑張っているが、さらに10歳近く年上。
椅子も使わず。
この前のCassiopea3rdの時は、前半坐って演奏してた。

また美しい音色を聞きに行きたい。

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Wynton Marsalis HOT HOUSE FLOWERS

2022年05月19日 | Music
今日は、夜帰還予定。



邦題は、スターダスト。
ウィントンマルサリス3枚目のアルバム。
1984年の録音。
ジャズ、クラシックと出してきて、3枚目は、ジャズバンド+ストリングスとなった。

解説によれば、ロバート・フリーマンという編曲・指揮者が、強力で、超有名ミュージシャンの編曲も多数手がけ、多くの賞を受賞しているという。
本作で、ベースと担当のロン・カーターも、彼以外に編曲者が思い当たらないという言っているぐらいだ。



曲は、私でも知っているスタンダード中心。
音は、映画音楽を思い起こさせる重厚な感じだが、そこに、きらきらしたトランペットの音色が、奔放に駆け巡る感じ。
編曲者の意図通りだったのかわからないが、ストリングスとジャズの音が、うまくマッチしていて、心地よい。
兄のブランフォード・マルサリスのサックスが、ホーンセクションに厚みを加えているのもあるかもしれない。
でもやはり、ウィンストンのトランペットが、本アルバムのど真ん中に輝いている。
弱冠22歳。
既に、頂点に立っている。

それにしても、自信に満ちたこの面構え。
私とほぼ同じ歳なのだが、私も当時、こんな感じだったのかな?

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モディリアーニ展 & 庵野秀明展

2022年05月18日 | Culture・Arts


今日は、またまた大阪。
新幹線も混んで来て、ほぼ3年振りにE席が取れなくて、A席に座った。
海の見える箇所が、多い。
名古屋駅前では、大工事。
リニアか?
静岡問題は、どうなったんだろう?



まずは、新たに今年できた大阪中之島美術館へ。
大阪らしい風景。



御堂筋線、淀屋橋駅から歩くが、結構ある。
最寄りの地下鉄駅を使っても、遠いのは、ちょっと難。
中之島を歩いたのは、初めてかもしれない。
日銀大阪支店。
日銀本店同様、どっしりしている。



これは、ダイビル本社?
かつての堂々たる外壁を残して、高層化。



そして、黒い立方体が見えて来た。
インパクト大。
モノリスを思い出す?



猫。
経年劣化しないといいが。



目的は、モディリアーニ展。
平日にもかかわらず、賑わっていた。
美術館が、できたばかりということもあるだろう。



これは、大阪中之島美術館所蔵の裸婦。
同時期、同じモデルのアントワープ王立美術館所蔵の裸婦との揃い踏みが目玉。
モディリアーニの画風の変遷や、同時代の画家の絵が、並び、見事に、モディリアーニのアートの歴史が浮かび上がる。
分かりやすいと言えば、分かりやすいが、それを知ることにより、モディリアーニの絵の素晴らしさや個性も光る。
他の画家からの影響、ギリシャ建築の柱の像の影響、アフリカの像からの影響など、興味は尽きない。
やはり、肖像画が、デッサン的なものも含めて素晴らしい。



これは、グレタガルボが所蔵していた絵。
女優業をすっぱり引退し、悠々自適の生活。絵の収集もしていたという。
世界初公開。



グレタがルボの部屋。
確かに、有名画家の作品がずらり。



巨大なロボット。



中の吹き抜けが素晴らしい。
ということで、またいい企画展があれば、訪れたい。



昼のマックの、ウルトラマン?



これは、月曜日に行ったいつもの本屋。
どこもかしこも、ウルトラマンだらけ。



夕方、時間ができたので、アベノハルカスへ。
大阪のスカイツリー?
16階が、美術館、中庭、オブザベーションフロアへの入り口になっている。なっている。
十分素晴らしい。



まずは、オブザベーションフロアへ。
エレベーターは.スペースマウンテン?



想像以上の眺め。
周りに高いビルが全くない。
そんなに大阪が好きになったのか、ウルトラマン。



四天王寺、大阪城、大阪市街地など一望。
ニ上山、金剛山、六甲山、太陽の塔(見えなかったけど)大阪の真ん中という感じ。



長澤まさみのスーツ。
目玉?



16階に戻って、庵野秀明展へ。



マニアックの極致。
同世代だが、ここまでの人は、周りに、いなかった。
普通、特撮、アニメへの憧れは、冷めて行くものだが、庵野さんの熱は増していった。学生時代から、本気だったのか。
本人が出演する特撮映画など、当時の作品が、ミニムービーで各所で見れ、楽しい。
ここから、プロになったのか!?
手塚治虫との写真も残る。
情熱で、夢を現実的にした、稀有な例か。



ウルトラマンと、帰ってきたウルトラマンのスーツ。
初めて見たが、感激。
使用感大。
特撮をみてきた歴史は、私とほとんど重なるが、そこから、自ら飛び込んでいった人が.どれだけいたか。
アニメで、頂点を極めて、特撮で、ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーに臨んだ。



シンゴジラの変異。
凄い発想。



シンウルトラマンコーナー?
ということで、庵野秀明さんのとんでもない半生をリアルに感じることができた。



三役揃い踏み。



ちょっと、夕陽には、早いが、大充実の、1日。



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PLEASE PLEASE ME

2022年05月17日 | The Beatles
いよいよFITが今月で終了ということで、他社に買い取ってもらう手続きをした。
あっという間の10年だったが、元は取れたと思うので、よしとしよう。
売値はずいぶん下がってしまうけど、電力料金が上がるにつれて、GAPも埋まっていくのかな?



Let It Be と言えば、Please Please Me?

先日、牧野さんの個展に行った話はした。

魅力的な作品がたくさんある中、多くの作品を飾る場所もなく、適度なサイズで、1点選んだのがこれ。

手ごろな作品が10点、並んでいて、グループのもの、ソロのもの、前期、後期、色付きなどいろんな作品があったが、本作が、一番ビートルズの魅力を表現していると思った。
やはり、売り出して、あっという間に世界の頂点を極めたのは、若さ爆発で、最高のメロディ、ハーモニーを披露したところが、最大の要因だと思い、本作が、それを一番うまく表していると感じた。
リンゴファンには、申し訳ないが、加入がレコードデビュー寸前で、あの独特のハーモニーにも、参加していないので、本作ではこんな感じでいいと思う。
このすらっとした姿は、牧野さんが、最近取り組んでいるデザインで、ジャコメッティを思い起こさせる。
モジリアーニも雰囲気似てるかな。
初期は、やはり白黒が似合う。
音もMONO。

いかがだろうか。
絵のタイトルは、作品ができてから、考えるのだという。
本作は、PLEASE PLEASE MEで、ぴったり。
私が、一番最初に印象に残った曲でもある。
LUCY IN THE SKY with D にも、心を動かされたが、ぐっと我慢で次回の楽しみに?
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