今日は、夜帰還予定。
邦題は、スターダスト。
ウィントンマルサリス3枚目のアルバム。
1984年の録音。
ジャズ、クラシックと出してきて、3枚目は、ジャズバンド+ストリングスとなった。
解説によれば、ロバート・フリーマンという編曲・指揮者が、強力で、超有名ミュージシャンの編曲も多数手がけ、多くの賞を受賞しているという。
本作で、ベースと担当のロン・カーターも、彼以外に編曲者が思い当たらないという言っているぐらいだ。
曲は、私でも知っているスタンダード中心。
音は、映画音楽を思い起こさせる重厚な感じだが、そこに、きらきらしたトランペットの音色が、奔放に駆け巡る感じ。
編曲者の意図通りだったのかわからないが、ストリングスとジャズの音が、うまくマッチしていて、心地よい。
兄のブランフォード・マルサリスのサックスが、ホーンセクションに厚みを加えているのもあるかもしれない。
でもやはり、ウィンストンのトランペットが、本アルバムのど真ん中に輝いている。
弱冠22歳。
既に、頂点に立っている。
それにしても、自信に満ちたこの面構え。
私とほぼ同じ歳なのだが、私も当時、こんな感じだったのかな?