少子高齢化で労働者人口が減少傾向の日本において、雇用を考えたとき
今後特に重要になるのは次の2点と考えます。
1.女性の能力の活用
安倍政権になってこのことが盛んに言われるようになりました。
待機児童の問題、ワークライフバランスなどの制度の整備など言われ
ていますが、私は男性社員の女性社員に対する意識というものが最も
重要と考えます。今まで男性中心の社会だったものが変わってきてい
るということを理解し、女性の能力を認め活かす、活かされるという
意識、またその工夫と努力が必要です。
2.高齢者の能力の活用
高齢者雇用安定法の改正で、段階を踏んでではありますが、雇用期間
が延長されていきます。最終的には65歳まで本人が希望すれば企業
は雇用を継続しなければいけません。これは国として労働者人口の減少
を食い止めるための施策です。企業にとっても本人にとっても好都合で
あればよいのですが、必ずしもそうなるとは限りません。企業は高齢の
人材を活かす工夫、本人は役職等がなくても自分の能力を活かし、常に
モチベーションを維持して企業に貢献することが必要です。
1.については化粧品会社に長く勤務し女性に囲まれて仕事をしていたこと、
2.については企業に勤務する仲間がちょうど将来を考える世代であること
から、これら2つの課題について経験や人脈を活かし何かできないかという
ことを今考えています。
富岡 淳