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オリンピックのプレゼン

2013-09-13 20:36:54 | 13期生のブログリレー

  こんばんは。13期生のTommyです。

  先週月曜日に国際部の国際サロンに初めて参加させて戴きました。当日のテーマが「ビジネス英語研究会」の新規立ち上げについてのお話しで、診断士にとってのビジネス英語の必要性やどうやって学んで行くのかということを皆さん真剣に議論されていました。単に会話ができるだけではなく、プレゼンテーションや議論ができるようになるための努力が必要であるという内容でした。既に海外で活躍中の診断士の先生も参加されており、診断士の「国際化」が進んでいることを実感しました。

   そして同じ週に、2020年東京オリンピック開催決定のニュースが入って来ました。もともと個人的にはあまり関心はなかったのですが、招致チームの方々が強い熱意をもって英語(一部フランス語)でプレゼンテーションされているのを観て、決まって良かったな、と思いました。日本人が国際舞台で、ここまで情熱をもって英語でプレゼンテーションを行い、その説得力が(投票獲得という形で)国際社会から認められたケースというのは過去には無かったのではないでしょうか。

   中でも感心したのはフェンシングの太田雄貴選手のプレゼンです。よどみない英語で、身振り手振りを加えながら自信に満ち溢れた堂々とした素晴らしいプレゼンでした。他の方のプレゼンも良かったのですが、現役のスポーツ選手がここまで立派なスピーチができるとは驚きでした。何か特別な英語の教育でも受けて来たのかな、とその時は思っていましたが、後でインタビュー記事を読むと、実は英語は苦手で、プレゼンも猛烈に練習、徹底的に丸暗記したと語っています。やはり一流のスポーツ選手だけあって、その努力と意気込みが素晴らしいと思います。

   この記事を読んで思い出したのは、以前読んだ「アスリートたちの英語トレーニング術」(岩波ジュニア新書)  という本です。             http://www.amazon.co.jp/dp/4005006922

   私の知人が書いた本なのですが、ジュニア新書でありながら大人が読んでも十分参考になる英語学習の本です。超多忙な一流のスポーツ選手が国際社会でコミュニケーションができるようになるためどのような工夫や努力をして英語を勉強しているか、ということに焦点を当て、紹介した本です。鈴木大地、増田明美、瀬古利彦などの一流のスポーツ選手のそれぞれの「英語学習法」が紹介されていて非常に興味深い内容でした。

  今回プレゼンを行った太田選手を含めやはり一流のスポーツ選手というのは英語学習一つとっても相当な努力をしているのだと思います。彼らに負けずに、国際社会で通用するコミュニケーション力を身につけたいものです。

     東京オリンピック開催を契機に、これからビジネス、観光含め外国からの人の流入やビジネス面での交流が増え、国際交流のニーズは高まって来ると思います。また長期的にみれば、少子高齢化が加速する中、人、モノ、カネなどさまざまな面で海外との交流、投資などを進めないと日本の将来は本当に厳しいものになると思います。そのためにも診断士として、少しでも日本と外国との橋渡しができるように努力して行きたいと思います。

 

コメント (2)
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