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スポーツマーケティング

2013-09-27 09:44:53 | 講師亀田からのメッセージ

講師の亀田です。

2020年オリンピックが東京に決まりましたので、今回は簡単にオリンピックのスポンサー制度についてお話ししたいと思います。スポーツマーケティングの代表例ですね。

オリンピックスポンサーですが、スポンサードする金額によって以下のようにランク分けがされています。

1.IOCスポンサー

2.JOCゴールドパートナー

3.JOCオフィシャルパートナー

4.JOCパートナー

5.東京オリンピック招致パートナー

IOC(国際オリンピック委員会)パートナーにはコカコーラなどがあり、最も権利があるパートナーになっており、以下、「JOC(日本オリンピック委員会)パートナー」、「東京オリンピック誘致パートナー」にかけて、権利が弱くなっていきます。

スポンサーフィーは公表されていませんが、「IOCスポンサーで数十億」、「JOCゴールドパートナーで5~6億円」、「JOCオフィシャルパートナー」で2~3億円と言われています。

この金額では、中小企業からすると縁遠い制度となっていましたが、この度、「東京オリンピック招致パートナー」の下にさらに、「東京オリンピック運営委員会スポンサー(仮)」ができるようです。

このランクであれば、中小企業でもスポンサーできる金額になるかもしれません。

中小企業診断士として、助言・コンサルティングのためにも、オリンピックは継続的にウォッチしていく必要がありそうですね。

 

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あるべき姿

2013-09-27 02:07:31 | 13期生のブログリレー

こんばんは、児玉総司です。

先日会社で受けたセミナーで、なるほどと思える、そして診断にも役に立ちそうな考え方がありましたので紹介をさせてください。

何かの改善をするときに先ずあるべき姿を考えて、あるべき姿に至るにはどうすればいいかを考えるという進め方は、いろいろな場面で応用できる方法だと思いますが、

この”あるべき姿”が妥当なものかどうかを判断するための問いを教わりました。

「このこと(あるべき姿)は心から素晴らしいと思えますか?これが実現できたらあなたは誇らしいですか?わくわくしますか?」

と問いかけて、YESでなければあるべき姿が不完全だ、というものでした。お客様とともに考えて、お客様が心からYESといえるものを引き出すことが第一歩です。たとえばある店舗で売上の年10%の成長が目的としたときに、あるべき姿は「来店するすべての方が楽しんで満足される。その結果、再来店率と買い上げ率が現状の1.5倍になる」というようなことです。

次にあるべき姿を実現するために必要なことを挙げていきます。これをシステム開発の用語では”要求”といいます。

・すべての店員が、お客様が望むことをあらかじめわかっていて、お客様が満足する対応・提案ができる。

・お客様が望む商品がいつでも欠品なく店舗にある。万一ない場合は、翌日までにお客様のご自宅まで配送ができる。

・・・などです。

この「要求」が妥当なものかどうかを判断するための問いもありります。

「この要求が満たされたら、絶対に、あるべき姿を実現できますか?」というものです。もし確信をもってYESと言えないのなら、お客様も我々も取り組みが半信半疑になるでしょうから確信が持てるまで必要十分な要求を一緒に考えます。ここまでの段階では実現性をいったんわきに置くこともポイントです。

情報システムの業界にいると「システムは道具にすぎない」「システムでできることはごく一部だ」ということをよくいわれます。全くもって、その通りです。だからこそお客様の達成したいことを真剣に考えないと、と改めて思いました。

 

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