13期生の佐野です。
昨日の柴 太郎さんの投稿につられまして、私も日本酒を話題にさせていただきます。
診断士の皆様は日本酒が大好きという方が多いですよね(私もその一人です)。Facebookなどを見ていても、診断士(あるいはその予備軍の方含めて)の方の投稿に一升瓶や杯の画像が張り付けられない日がないくらいです。
さて、そんな皆様は『日本酒の日』というのがあるのをご存知でしょうか?
実は、明後日の10月1日が『日本酒の日』と定められています。
では、なぜ10月1日なのかというと、日本酒を作る年度のサイクル、すなわち酒造年度のはじまりが10月1日(おわりは9月30日)なので、酒造元日であるこの日を『日本酒の日』と定めたといわれています。
そもそも10月は日本酒の原料である”お米”の収穫がはじまる時期であり、新酒の仕込みを開始する月です。「酒」という漢字のつくりは酉(とり)という字ですが、お酒を造る瓶の形を表す象形文字ともいわれますし、また酉は干支の10番目ということで10月を示すという説もあります。このようにいろんな形で、10月が日本酒シーズンであることを告げていることがお分かりいただけるかと思います。
現在はまだ新酒にはお目にかかれませんが、「ひやおろし」という種類のお酒がおいしくいただけます。「ひやおろし」は、春に醸造されたお酒を夏の間涼しい環境に寝かせておき、秋涼しくなってから蔵出しするもので、他の種類のお酒に比べてとても熟成されています。なので、口当たりがとても滑らかで、銘柄によってはとろっとした舌触りが楽しめます。2回目の火入れ(殺菌)をしていないので、冷蔵庫に入れて保管する必要があるのですが、その冷え具合がさんまやマツタケなどの秋の食材にピッタリ合います。ひやおろしは新酒が出始める10月下旬ぐらいまでは店頭に並んでいると思いますので、お好きな方もそうでない方も是非お試しください。早速私は地元・福島の「奥の松」と「大七」のひやおろしを楽しませていただきました。
さて10月1日は日本各地はもとより世界中で日本酒関連のイベントが行われる予定です。身近なところでは多くの百貨店やスーパーなどで地酒の試飲会が行われるようです。是非こうしたイベントに足を運んで、日本酒の良さを実感してみてください。
私もこの日は飲み会がありますので、じっくりと日本酒を楽しませていただきます。乾杯!