こんにちは、13期生の服部です。
8/25(日)に中央支部能力開発支援部・中央総合研究所共催の「財務三表連動経営計画書作成」研修を受講しました。今回はその報告をしたいと思います。
■研修概要
「三表連動型経営改善計画作成演習」ということで、事例企業(販売会社)が立てた「販売計画表」「経費計画表」など数多くの資料を元に、6か月の月別PL・CF・BSを作成するものでした。
(研修では時間の関係で2か月分のみ作成しました)
個人ワーク中心で、損益計算書作成-->月別営業収支計画作成-->キャッシュフロー表・貸借対照表作成と進めていきます。
3月に開催した同研修が大好評だったため、今回第2回目を開催するということでした。
開催場所は中央支部事務所でした。
実はこの研修、「参加希望者が10名以上での開催」という条件付きだったのですが、当日は1つの机に3人掛けで満席、と大盛況でした。
演習の資料サイズはA3でしたので、お互いに手狭なスペースを譲り合い、資料をめくって転記しながら、電卓を叩きながら、の演習となりました。
■研修のタイムスケジュール
09:30~11:30: PL・CF・BSの三表作成に必要な基礎指標の把握とPLの作成
12:30~14:30: PLに連動するCFの作成
14:30~16:30: PL・CFに連動するBSの作成
概ね時間通りに進んでいきました。
■今回の研修を通じて
1)初見の資料の存在
損益計算書、キャッシュフロー表、貸借対照表以外に様々な資料が添付されていましたが、その中の
・投資・借入計画表
・売掛金回収表、買掛金支払表
・受取手形・支払手形期日到来表
は私にとって目新しかったです。フォーマットを資金繰表に応用するなど、何かしら自分の「ツール」にできそうだな、と思いました。
2)「財務会計」の復習
今回の研修は、「電卓で計算」し、「所定の項目に転記」する作業が中心となりましたが、定期的に財務的な「数字」に触れていないと、意外に忘れてしまいます。
直近では育成塾の実務診断の予備調査として財務諸表を見てヒアリング項目を検討するということはしましたが、やはり財務会計面のスキルは
・最低でも維持する
・意識的に向上させる
しておく必要はあるな、と思いました。
研修では2か月分の作成しか行いませんでしたが「解答」はいただいていますので、復習として残りの4か月分、時間を見つけて作成したいと思います。
現在、育成塾では「診断実務を通じたプロコンとしての実践スキルの習得」カリキュラムに入っています。
私達のために、貴重なお時間を割いていただく診断先の社長様に、より多くの有用な提言ができるよう、頑張りたいと思います。