こんにちは。小室です。
実務補習2回目を終えました。
実務補習を2回行うと、診断士にとって、中小企業とどう向き合うかが少しずつ見えてきました。
いかに社長に分かってもらい、行動してもらうのか。
育成塾でも教わりましたが、いかに社長の心を動かすか。
今回は、言葉使い、文章構成、強調表現といった提案の見せ方の重要さを学びました。
正しいことを論理的に言うだけでは届かない。「確かに」で終わる。
一方で相手の言葉を使ったシンプルな提案が相手に届き、社長の思考を発展させるきっかけになる。
コンサルタントって専門用語(横文字)であったり、診断士の試験知識を当たり前のように使いがちです。
例えば、卸・小売業であれば、CRM、ワンストップサービスなど。
「いやいや、一般用語でしょう」「説明すればいいでしょう」ではなく、その言葉が社長の思考に入り込めるのか。貴重な時間を頂いているなかで用語説明している暇はないと思います。
ですので、ヒアリングで感じた社長の人柄を思い、この提案を聞いたときの顔色を妄想しながら、言葉、文章の論調一つひとつにこだわって提案書を書きました。
そういえば、診断士の2次試験の勉強では、「与件本文の言葉を使って、聞かれたことを素直に打ち返せ」と教わりました。まさに今回学んだことと変わらないことに気づきました。
2次試験ってよくできてますね。