皆様、こんばんは。
昨年から今年にかけて、大雨だったり、大雪だったり災害が多いですよね。
そんなときに、頼りになるのが、
『自衛隊』
の方々だと思います。
3年前の東日本大震災の時も、まだ寒い東北の気候もものともせず、活動を行っていただきました。
全く持って、頼もしい限りです。
この自衛隊の方々の災害時における派遣はどうやって決まるのか、少し調べてみました。
■『原則』都道府県知事が要請
大災害が起こった場合の自衛隊派遣は、
『原則』、都道府県知事
からの要請で行われるそうです。
都道府県知事は、市町村からの派遣要求を受けて、
地方自治体の災害対応能力を超えると判断した場合に要請するそうです。
■緊急の場合は防衛大臣
しかし、都道府県知事からの要請を待つ猶予がない緊急の場合には、
防衛大臣の判断
で派遣ができるそうです。
これは「自主派遣」というそうです。
東日本大震災の時は、これにあたるのだと思います。
■派遣の原則
そして、自衛隊の災害派遣には、実は3つの要件(原則)を満たしていることが必要です。
1:「公共性」
公共の秩序を維持するため、人命又は財産を社会的に保護する必要性があること。
2:「緊急性」
緊急を要する状況である
3:「非代替性」
自衛隊以外に適切な手段がない
「非代替性」がわかりにくいですが、自衛隊が持つ装備や技術でないと対応できないような場合です。
私、実はなんでも防衛大臣か総理大臣が決めているのかと思っておりましたが、
実は原則、都道府県知事の要請だったり、派遣のための要件があったりと、
決まっているそうです。
色々と言われやすい自衛隊の方々ですが、地元で大震災があった私にとっては災害が起こるたびに
『頼もしいな』
と思ってしまう、そんな存在なのです。