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アイオーティ

2015-08-10 00:02:14 | 15期生のブログリレー

15期 鍛造です。

過日、某社にて話を聞く機会がありました。 思いつくままに書かせてください。

●猫も杓子もIOT:今が話題としてのピーク。それはなにかという厳密な定義はない。概して、各所にセンサー類を配置して(または、配置済のセンサー類を利用して)、データを収集・分析し、“次のアクション”につなげるようなしかけ (有線・無線ネットワークを通じてつながったセンサー(組み込みセンサーなど)を使用して、デバイス同士が互いにデータ通信するしかけ。)
 
例: 自社のタクシーのワイパーに雨滴センサー・モーションセンサーを配置。A地区で 強い雨を感知したら、A地区に集中的に空車タクシーを回す。

●技術進歩・普及: IOTがやりたいことは、例えば、5年前にはできなかったこと。 技術の進歩、低価格化+普及のおかげ。 ただし、どう儲けるかは試行錯誤中。

●データの質: 現時点でも、各社はデータをもってはいるが、採っただけなので、宝の山ではなく、ゴミの山。次のステップにつなげるには、目的をもってデータを採取すべき。その際、コンテクストが大事。

●先行者利益: 当然、あらゆる会社が先行者利益を狙っている。 同時に、標準化コンソーシアムの創設・活動も盛んで、御多分に漏れず、欧米の企業がひっぱる格好になっている (日本がリードしてほしいな)。 
センサー類、付随する精密加工は日本が得意とする分野のはず。あらゆる業界に可能性があるが、製造業での活用が特に期待。

職人技が、データ化されてしまうと、差別化には逆風となり得るが、一方、センサーに負けない技を求める契機にもなる(将棋名人 対 スパコンみたいな感じでしょうか)

●職業としてのデータサイエンティスト:今後の需要については疑問符も。データサイエンティスト業を (一部でしょうが)まかなってくれるソフトウェアが出現してきている。(大きな絵では、タコが自分の足を食べているような)


↑↑ これらは、門外漢の私が聞きかじったもの、勝手に解釈したものです。当塾のプロの方、、、突っ込みどころ満載かと思いますが、お許しを。

普及においては、法律面、倫理面など、色々と課題は多いはず。 また、便利=幸福ではないので、最後は人の知恵が大事だと思います。
コメント (3)
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