塾長の鴨志田栄子です。
今夏は、月刊『企業診断』10月号に掲載予定の特集号(14期生が執筆)の原稿チェックにかなりの時間を割いていました。5章から構成され、全部で22ページというボリュームです。特集記事の場合、個々の記事が独立していてそれらを束ねた特集もあれば、各記事がそれぞれ関連性をもって展開されている特集もあります。今回は後者のケースでした。
この原稿チェックの経験から、読者が読みたいと思う記事、読んでためになった記事とはどのようなものなのかを整理してみました。
1.テーマとタイトルで読者の目に留まる
2.リード文で、読者の関心をさらに引き出す
3.記事の目的が明確になっている
4.見出しが的を射ている
5.取材記事の場合は、取材先選定の基準が明確になっており、その基準に意味がある
6.論点がわかりやすい(必ず論点がある、論点の根拠が明確になっている)
7.論理構成が的確で、かつ一貫性がある
8.図表が見やすい
9.図表の使い方が適切である
10.簡潔でテンポを感じる文章である
11.言葉遣いが統一されている
12.“仮説-検証”、“はじめに-おわりに”など、冒頭での問題定義を受ける締めくくりがある
ごく当たり前のことなのですが、これをクリアするのは、意外とハードルが高いものです。
私自身、「書く」は決して得意ではありません。しかし、育成塾2期生からずっと小論文を読み続け、11期生、13期生の『企業診断』への投稿、昨年度の『企業診断ニュース』の声の特集号と、ずっと他人の書いた文章を読み続けてきました。振り返ると、この経験はとても貴重なものであったと実感しています。
校正のポイントは以下であると思います。
1)筆者が一番伝えたいことは何かを理解する
2)それを伝えるためには、どのような論理構成が望ましいのかを考える(ボリュームも含む)
3)見出しと内容の整合性を確認する
4)論点とタイトルの整合性をチェックする
5)削除しても意味が通じるならば、その部分は削除していく
沢山の本を読んでいる人は、文章を書くことに長けている人が多いですが、他人の文章を読み、校正していくプロセスを沢山経験することも、文章力向上の近道ではないかと実感しています。
今夏は、月刊『企業診断』10月号に掲載予定の特集号(14期生が執筆)の原稿チェックにかなりの時間を割いていました。5章から構成され、全部で22ページというボリュームです。特集記事の場合、個々の記事が独立していてそれらを束ねた特集もあれば、各記事がそれぞれ関連性をもって展開されている特集もあります。今回は後者のケースでした。
この原稿チェックの経験から、読者が読みたいと思う記事、読んでためになった記事とはどのようなものなのかを整理してみました。
1.テーマとタイトルで読者の目に留まる
2.リード文で、読者の関心をさらに引き出す
3.記事の目的が明確になっている
4.見出しが的を射ている
5.取材記事の場合は、取材先選定の基準が明確になっており、その基準に意味がある
6.論点がわかりやすい(必ず論点がある、論点の根拠が明確になっている)
7.論理構成が的確で、かつ一貫性がある
8.図表が見やすい
9.図表の使い方が適切である
10.簡潔でテンポを感じる文章である
11.言葉遣いが統一されている
12.“仮説-検証”、“はじめに-おわりに”など、冒頭での問題定義を受ける締めくくりがある
ごく当たり前のことなのですが、これをクリアするのは、意外とハードルが高いものです。
私自身、「書く」は決して得意ではありません。しかし、育成塾2期生からずっと小論文を読み続け、11期生、13期生の『企業診断』への投稿、昨年度の『企業診断ニュース』の声の特集号と、ずっと他人の書いた文章を読み続けてきました。振り返ると、この経験はとても貴重なものであったと実感しています。
校正のポイントは以下であると思います。
1)筆者が一番伝えたいことは何かを理解する
2)それを伝えるためには、どのような論理構成が望ましいのかを考える(ボリュームも含む)
3)見出しと内容の整合性を確認する
4)論点とタイトルの整合性をチェックする
5)削除しても意味が通じるならば、その部分は削除していく
沢山の本を読んでいる人は、文章を書くことに長けている人が多いですが、他人の文章を読み、校正していくプロセスを沢山経験することも、文章力向上の近道ではないかと実感しています。