15期生の高橋です。
今年の盆休み、実家の小矢部市(富山県)に帰省しました。
高校を卒業して33年。昔と変わらない風景や街並みもありノスタルジーを感じる一方、大きく変化しているものもあります。
数年前までは駅前の商店街が昔と変わらず、寂れていく印象でした。小さい頃に比べて、町が小さくなった感じがしていました。
セブンイレブンが2009年に富山初出店し、4年ほど前から小矢部市にも出店を始めました。以前はサークルKが目立っていましたが、後発のセブンイレブンが筍のようにあちこちに芽を出し、今では一番店舗数が多くなったようです。
北陸新幹線が今年開通しました。石川県・富山県への観光客が増えているようですね。東京が身近になり、経済が活性化されてきているようです。
今年に入り、大型商業施設が相次いで富山にオープンしています。イオンモール高岡が2002年に開業し商店街に閑古鳥が鳴くようになって10年以上が経過しました。そろそろイオンも飽きてきたかな、と思っていたら、今年7月に三井アウトレット、8月にはコストコが新規オープンとなりました。
大型商業施設は主要都市の近郊にできるものだと思っていました。富山、高岡、金沢の近郊なら納得です。ところが、実家のすぐ近く、人口3万人しかいない小矢部市にできたものだから、ビックリです。
三井アウトレット小矢部は、北陸初出店で、店舗数も173店舗と入間店(204店舗)に次ぐ規模だそうです。小矢部市は富山県と石川県の県境にあり、バイパスや高速道路インターが近いことから、広範囲な商圏から集客できるようです。車のナンバーも半分近くを石川・金沢ナンバーが占めていました。
さっそくアウトレットの中をブラブラしました。オープンしたばかりで、お盆休みだったこともあるでしょうが、人・人・人!
ここはもう、小矢部ではない!正直そう思いました。(笑)
小矢部市は、三井アウトレットの誘致に成功しました。三井不動産と連携協定を締結し、地域の雇用創出や、地元食材の活用など地域活性化に向けていろいろ取り組んでいるようです。
しかし、それだけじゃ面白くない。市外から年間3百万人がこの地を訪れるわけですから、その人たちを他の観光施設などに誘導できれば、もっと面白くなりそうです。
地域活性化に向けて小矢部市がどのように取り組んでいくか、注目したいと思います。