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三井アウトレット小矢部

2015-08-15 21:44:31 | 15期生のブログリレー

15期生の高橋です。
今年の盆休み、実家の小矢部市(富山県)に帰省しました。

高校を卒業して33年。昔と変わらない風景や街並みもありノスタルジーを感じる一方、大きく変化しているものもあります。

数年前までは駅前の商店街が昔と変わらず、寂れていく印象でした。小さい頃に比べて、町が小さくなった感じがしていました。

セブンイレブンが2009年に富山初出店し、4年ほど前から小矢部市にも出店を始めました。以前はサークルKが目立っていましたが、後発のセブンイレブンが筍のようにあちこちに芽を出し、今では一番店舗数が多くなったようです。

北陸新幹線が今年開通しました。石川県・富山県への観光客が増えているようですね。東京が身近になり、経済が活性化されてきているようです。

今年に入り、大型商業施設が相次いで富山にオープンしています。イオンモール高岡が2002年に開業し商店街に閑古鳥が鳴くようになって10年以上が経過しました。そろそろイオンも飽きてきたかな、と思っていたら、今年7月に三井アウトレット、8月にはコストコが新規オープンとなりました。

大型商業施設は主要都市の近郊にできるものだと思っていました。富山、高岡、金沢の近郊なら納得です。ところが、実家のすぐ近く、人口3万人しかいない小矢部市にできたものだから、ビックリです。

三井アウトレット小矢部は、北陸初出店で、店舗数も173店舗と入間店(204店舗)に次ぐ規模だそうです。小矢部市は富山県と石川県の県境にあり、バイパスや高速道路インターが近いことから、広範囲な商圏から集客できるようです。車のナンバーも半分近くを石川・金沢ナンバーが占めていました。

さっそくアウトレットの中をブラブラしました。オープンしたばかりで、お盆休みだったこともあるでしょうが、人・人・人!
ここはもう、小矢部ではない!正直そう思いました。(笑)

 

小矢部市は、三井アウトレットの誘致に成功しました。三井不動産と連携協定を締結し、地域の雇用創出や、地元食材の活用など地域活性化に向けていろいろ取り組んでいるようです。
しかし、それだけじゃ面白くない。市外から年間3百万人がこの地を訪れるわけですから、その人たちを他の観光施設などに誘導できれば、もっと面白くなりそうです。

地域活性化に向けて小矢部市がどのように取り組んでいくか、注目したいと思います。 

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郊外のインバウンドビジネスのチャンス

2015-08-15 09:21:40 | OB生の近況報告・活動報告

14期生 木村です。すみません投稿が遅くなりました。タイトルを入れ忘れたので再度投稿します。

 

 現在、独立してありがたいことに、ばたばたと動いております。今も、塾の時の続きで、インバウンドビジネスの執筆活動をしております。

 何日か前の三好先生のブログに、インバウンドの都市部の宿泊施設の不足のコメントがありました。地方のビジネスマンの出張では予約に苦労されてるようですね。

 実は、日本人ビジネスマンだけでなく、外国人観光客も、都市部の宿泊には苦慮しているようです。このため、観光地に近い場所での宿泊ができず、少し郊外に離れた場所に宿泊するケースが多くなったようです。

 都内でも、変に都心の観光地から離れた場所で、観光客の集団が電車に乗っていることを見かけることがあります。宿泊施設の減少が原因なのだなと感じます。

 ところがこのことがかえって、郊外のインバウンドビジネスのチャンスにつながる可能性があるようです。ある記事で見たことがありましたが、都内の三鷹の史跡に訪問する外国人がいるということです。つまりやり方によっては、郊外の地域の隠れたスポットも観光地になりうると言うことです。

 それともうひとつ、国内に居住する外国人が非常に多いことも、インバウンドビジネスへの引き金の一つとして活用できる可能性があることです。

先日十条銀座商店街の通行量調査をしましたが、外国人の多さに驚きました。地域に住む外国人が来店することをきっかけに、その人の母国の友人が来店する可能性もあるのです。スマートフォンとインターネット、SNSの発達は、国際的な口コミが広がる可能性を感じさせます。

 ただ、ある飲食店コンサルタントから聞きましたが、「日本人の常連客もいない店には、外国人は来ない。」と言うことでした。つまり、インバウンドとはいえ、自分の足もとをしっかり固めないといけないと言うことですね。

 何がきっかけで、外国人と接するかわからない状況はふえていると思います。それをうまく活用できるかは、自社の足固めと、外国人にどう向き合うかしっかりした考えを持つことにあると考えます。

 本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

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