暑い日が続きますね。
私の仕事は屋外でやることが多いので、一日一日なんとか生きてるという感じです(多少オーバーですが)。
15期生の矢口です。
折りしも、本日(8/2)は私の地元つくば市で、新設する総合運動公園の基本計画の是非を問う住民投票が行われました。
無念ながら不在者投票の手続きに間に合わなかったこともあり、
初めて投票に行けませんでした。
せめてもと(喧騒から離れて?)私なりに診断士的+住民視点で問題を改めて考えてみました。
・私もスポーツはするのも観るのも好きなので、新しい充実した施設ができるのは歓迎です
・また、つくば市やつくばエクスプレス(TX)沿線は現在も人口増で、茨城県南エリアの中心としての自負(プライド)もあり、エリア最大規模のものを作りたいのも分かります
・既存施設は古くなり、公認の陸上競技場もない
しかし、各種報道による間接的な情報しか得られていませんが、
これからのまちづくり(経営)的な視点から、以下のような疑問点があります。
・建設予定施設は様々な要望を取り入れた結果どこにでもあるありきたりなもので、わざわざそこまで行って使う人が採算とれるほどいるかどうか
・事業費全体の約半額が、交付がまだ決まっていない国の補助金依存が前提になっている
・建設費よりも倍近くかかる維持管理費の見積もり根拠が不明確
・住民にとって身近な既存施設の改修が後回しになる恐れがある
・将来的に人口減少する中、ソフト面すなわち人材育成面を重視していく方が良いのではないか
(他にも田舎ならではのドロドロしたのがあるのですが割愛します)
これらは同じく話題になっている新国立競技場にも該当することがあると思いますし、
なにより診断士としても新規事業等に関わることがあったら、
規模は違えど考えておきたいポイント(差別化、補助金依存、ファイナンス等)だという意識を持って取り組んでいこうと思っています。
※書いているうちに開票結果が出てました。賛成:反対=約1:4.2の反対多数でした。
(その道の専門家でもまだないので、現実的にはそれはどうかという点がありましたら、ご指摘いただければ幸いです。)