こんにちは。
講師の大草 昭人です。
今回はボイトレの話をします。
レッスンで「声が高い」とよく指摘されます。
本来の自分の声よりもだいぶ高い声で話しているらしく、高い声だと私は頼りなく思われてしまうようです。
ですから、もっと低い声で発声するように言われます。
ところが、これがなかなか上手くいきません。レッスンで意識して低い声を出そうとしても、まだ高いと言われます。
そういえば、歌のレッスンの時も低音で歌う方が難しかったです。
普段の会話ではレッスン中ほど意識していないので、なおさら高い声になってしまいます。
自分でも自分の声を聞いてみたのですが、確かに高い声の時は頼りなく弱々しく聞こえるなぁと思いました。
声の印象って大きいと思います。私はボイトレをしているからこう思うのかもしれませんが。
会議やプレゼンなど、人に何かを伝えようとする時に弱々しく頼りない声で話していたのでは、
伝わるものも伝わらないですね。
自分の思いを伝えるには、内容が明確になっていることや、伝えたいという強い気持ちが
大事なのはもちろんですが、自分の思いをより確実に相手の心に届けるためには、
その手段である声に注目してはいかがでしょうか。
誰に何を伝えるのかだけでなく、どんな風に伝えるのかもとても大切なことです。
たかが声などと思わずに、良い声を出せるように意識していきたいと思います。