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箕輪康介氏に学ぶ新しい働き方

2018-06-01 06:00:00 | 17期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。17期の渡邉大輔です。

先日、ホリエモンこと堀江貴文さんがR25という雑誌のインタビュー(https://r25.jp/article/547961088321254662)
で箕輪厚介さんという編集者の事を絶賛していたのでどの様な人なのか気になって調べてみました。

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箕輪康介
幻冬舎編集者
2010年双葉社に入社、ファッション雑誌の広告営業として四年間、タイアップや商品開発、イベントなどを企画運営、
『ネオヒルズジャパン』与沢翼 創刊。2014年から編集部に異動し『たった一人の熱狂』見城徹/『逆転の仕事論』堀江貴文/
『空気を読んではいけない』青木真也 2015年7月に幻冬舎に入社。

『多動力』堀江貴文・『ネオヒルズジャパン』与沢翼・『悪意とこだわりの演出術』藤井健太郎の3冊でアマゾン総合ランキング1位を獲得。

東洋経済オンライン、アドタイでコラム。オンラインサロン運営、堀江貴文大学校で特任教授など。

(出典:波の上商店HP http://naminoueshoten.com/about-minowa/)
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編集者の中では「天才」と呼ばれているそうで、上記以外にも現在ヒット作を連発しているそうです。
堀江貴文氏によると、「売り方までできる編集者」という事で、『多動力』については発売前からオンラインサロンのメンバーにゲラを読ませ、書評を書いてもらうこと
で発売日当日にはSNS上に大量の口コミが広がっている状況をつくりだしてくれた、との事です。
私は恥ずかしながら編集者によってそれほど本の売れ行きが変わるものだとは知りませんでした。

 

面白いのは、箕輪氏は幻冬舎に勤めるサラリーマンでありながら、会社経営をしたり、20社以上の企業のコンサルをしたりしているそうです。
自身曰く、収入は幻冬舎からもらう給料の3~4倍はあるそうです。

 

そんな状況だったら幻冬舎を辞めて自分のビジネスに専念すれば良いのではないかと思っていましたが、
「たとえ給料がゼロになっても絶対に辞めない」と言っています。

 

なぜかというと、「ぼくはそこで “価値” を稼いで、外で回収してると思っている」との事。
つまり、幻冬舎のブランドや出版流通など会社を自由に使って、自分の名前を売り、
会社以外のところで収益をあげているとの事です。幻冬舎も自分がいた方が収益が上がるから自分を雇っている、とも言っています。

 

世間では働き方改革が叫ばれていますが、その更に一歩先をいく考え方だと思います。
改めて考えてみると、企業と社員も主従関係ではなく契約に基づいた対等な関係ですよね。
この様に、「会社に雇われる」のではなく、「会社を使って自分のやりたい事をやる」という発想も面白いと思いました。

 

こんな社員が増えてきたら企業にも活気が出てきて、収益も向上していくのではないでしょうか。

コメント (3)
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