こんにちは。瀧澤です。
働き方改革に、依然高い関心が寄せられています。
2012年に政府が掲げた「ワークライフバランス」という言葉もまた頻繁に目にするようになりました。
当時も働き方にフォーカスした話題が増えましたが、私自身は、それ以前に何をするか、具体的な仕事内容の方が重要なのではないかと感じていました。
HowやWhereよりWhatが欲しかったのでしょうか。
今、過熱する働き方改革への議論に触れるにあたっても、何となく同じような感情を抱いています。
働き方の改善が、緊張感を持った課題であることは認識しています。
ですが、やはりまずは何をするかが重要なのではないかと、個人的には仕事内容そのものを考える機会が増えた気がします。
あの頃、上手く結論が出せなかった宿題に再度向き合う時が来たのかもしれません。
さて、国が提示する働き方改革の影響は、所属する企業や個人の環境によって、時差や温度差がありそうです。
日々の生活に密着したテーマなだけに、待つだけなのは、何だかもったいないと思うこの頃。
改革とは、けして与えられるだけのものではないはずです。
これを機に、働き方、そして仕事そのものについて再度考え、何らかアクションを起こしている人は多いと思います。
蝶の羽ばたきがはるか遠くの国で竜巻を起こすように、ほんの些細なことが大きな現象の引き金につながることを「バタフライ・エフェクト」と呼びます。
個人的には、法制度の改革だけでなく、一人ひとりのバタフライ・エフェクトにも期待したいと思っています。
私自身への期待も込めて。