goo blog サービス終了のお知らせ 

東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

さよならだけが人生だ

2018-06-02 07:24:49 | 17期生のブログリレー

こんにちは17期小口です。

本日は、稼プロ!17期の最終講義ですね。皆さんこの一年間大変お世話になりました。本日のブログは、「さよならだけが人生だ」というタイトルで書きたいと思います。

この「さよならだけが人生だ」は、唐代の詩人于武陵の詩「勧酒」を訳した井伏鱒二が使用した言い回しとして有名です。しかし、私としては高校時代の国語の担任教師が卒業前の最後の授業で使った言葉としての思いが強いものです。

その国語担任は、卒業を直前に控えた私立文系コースの我々に以下の言葉を贈ってくれました。

「人生は可能性に満ちているというが、自分の考えはちょっと違う、現実は’可能性との別れの連続’であると思う。例えば、君たちは文系を選択したことで理系学部への可能性と別れ、私立を選択したことで国立への可能性と別れた。君たちの今後の人生はこうした様々な`可能性との別れ`の連続だ。そのことを認識し、よく考え、納得する`可能性との別れ`をした人生を送って欲しい。さよならだけが人生だから」

この言葉を聞いた当時は、「人生これからの我々にこの人は何を言っているんだ」との印象を持っていました。

しかし、その後の人生の節目節目で幾度となくこの言葉を思い出しました。結婚した時(?)、家を購入した時、就職先を選ぶ時、海外事業を希望した時、、、何かを選択するときには、何かを捨てなくてはならないことを多くのケースで学びました。多くの選択が各々正しかったどうかは分かりません。しかし、それらを含めて「全てが人生だ」ということをその担任は言いたかったのだろうと、担任の当時の年齢ぐらいのなった今なんとなく理解できるようになってきました。

今後も、可能性との別れ、そして可能性との出会いの連続であるはずです。最後の最後に振り返ったとき「いい人生だった」と思えるような納得する多くの選択を今後できたらと思います。そのためにも、多くの「可能性と出会える」よう努力していきます。

 

小口 徹

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする