皆様、お疲れ様です。17期事務局の清水です。
先週、ついに17期稼プロ!の講義が終了しましたね。
私は当日、仕事があり、残念ながら稼プロ!は欠席いたしました。
17期の皆様の素晴らしい決意表明をその場で聴けなかったのが残念ですが、追って確認させていただきたいと思っています。
さて、決意表明当日、私が何をしていたかと言うと、某物流倉庫の稼働に立ち会っていました。
私は企業内診断士ですが、職業上、様々な会社のプロジェクトに参加させていただいております。
むしろ、他社のプロジェクトへの参画ばかりで、自社ではほとんど仕事をしたことがありません。
今回も、とある企業様の物流倉庫刷新プロジェクトに参加させていただきました。
いわゆる3PLの切り替えです。
3PLは、一度動き始めると大幅な刷新機会があまりないため、貴重な経験になりました。
私にとっては、物流倉庫のプロジェクト自体が初めてだったため、大いに勉強することができました。
どの業務もそうですが、長年運営していると、その世界(課とか係など)での最適化が進み、独特の業務の流れが出来ていることが多くあります。そして、業務が安定すると、そこからの見直しが行われなくなったり、人によってやり方を変えていたりして、業務全体の整合性が不明確となり、全体像が見えづらくなっていたります。
また、現場の方は今のやり方以外の経験がないため、変革に対して懐疑的になりがちです。
このような状況で業務改革を推進するためには、信頼関係の醸成が欠かせません。
信頼関係を作るには、相手の話をよく聞き、理解・共感する傾聴の姿勢が必要です。
傾聴は「稼プロ!」でも講義に組み込まれているように重要なスキルであり、大変役に立ちました。
また、私が話を十分理解しており、改善提案できることを実感していただくには、ある程度の業務知識と事例(経験など)が必要です。
物流分野は中小企業診断士一次試験の運営管理のカバー範囲なので、業務や専門用語の理解は問題なく、企業の方言に気を付ける程度でクリアできました。
お陰様で、早期に信頼関係を構築し、プロジェクトの一体感を醸成することができたことが、プロジェクトの成功につながったと思います。
改めて中小企業診断士の基礎知識と「稼プロ!」の講義内容の組み合わせの威力を感じたというエピソードでした。