こんにちは。19期の野江です。
いかがお過ごしでしょうか。
私は独立して以降、特に雑務に追われることが多くなっていると思います。
日々の事務手続きや経理業務が重なるとそれだけで忙しく、それを見越した計画を立てる必要があると感じる一方で
そうした業務を効率化したり自分でやらないやり方にしていかなければならないとも感じます。
そうしなければ、今の仕事と育児と家事以外ほとんど何もできず将来の投資に回す時間がありません。
そのため、7つの習慣でいうところの第2領域の時間は意識的に作るようにしています。
中長期のビジョン設定から1年間のアクションプランの設定と見直しの時間を積極的に取るようにしています。
毎朝のモーニングルーティンや月初にプランを少しづつでも作り、また進捗の確認を行うことにしました。
NLPでは目標を実現した将来像を細部まで明確にすることで、カラーバス効果により脳がアンテナを張り、無意識的に必要な情報を集めるようになると言います。
一方で、私が今ここでブログを書いているのは、目指してきた結果ではありません。
建築が専門の私は経営全般の知識をつけるため、自己啓発で中小企業診断士を受験しました。
当時は、診断士を取得した先のことは考えておらず、研究会やマスターコースのことを知ったのは合格後のことです。
稼プロ!に入塾を考えたのも、スプリングフォーラムでたまたま小野田さんの話を聞いてプレセミナーに参加してからです。
補助金の仕事を始めたのも、診断士の懇親会でたまたま稼プロ!卒業生でもある姫田さんのセミナーを薦められたからです。
独立したのも稼プロやその他の懇親会などで、独立診断士の話しを聞いたり、補助金支援や公的な仕事で取り急ぎの食い扶持は稼げると知ったからです。もちろん、その先のことも考えてはいます。
また、一度転職に失敗して1年で2度会社を退職することで、辞める練習が出来ていたこともあるかもしれません。
そう考えると、ほとんどが診断士合格後の研究会、マスターコース、その他の懇親会等で出会った人から影響を受けて今に至っています。
5年前の建設会社の品質保証部で働いていた私には全く想像できない世界です。
中小企業診断士の資格は知っていましたが、何をするのかもわかっておらず、当然独立できることも考えたこともありませんでした。
「計画された偶発性理論」という理論があります。
これは、
個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。
その偶然を計画的に設計することで、自分のキャリアのチャンスが増える。
という考え方です。
そのためには、好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心が必要不可欠だといいます。
振り返ってみれば、診断士合格して以降、いろいろな研究会などに参加し、終電前まで懇親会に参加していました。
好奇心を持って色々なところに飛び込むことで、紹介を受けたことには積極的にチャレンジしてきた結果が今に表れていると感じます。
良かったかはわかりませんが、今はこの状況を楽しむことが出来ています。
今は明確なビジョンを持って仕事に取り組むように意識しています。
一方で、今後も好奇心を持って幅広い事柄に視野を向けることによって、 偶然の出会いを計画的に作っていきます。
民民契約の獲得を目指す目標を掲げる一方で、地域コミュニティ活動などボランタリーなこともしていく予定です。
5年後、今描いているビジョンに近づいているのか、全然違うところに進んでいるのか、想像もできないですが、それを楽しんでいきたいと思います。
参考
J.D.クランボルツ (著),A.S.レヴィン (著),花田光世 (翻訳),大木紀子 (翻訳),宮地夕紀子 (翻訳)『その幸運は偶然ではないんです!』ダイヤモンド社
前田忠志『脳と言葉を上手に使うNLPの教科書』実務教育出版
池田千恵『「朝1時間」ですべてが変わる モーニングルーティン』日本実業出版社
スティーブン・コヴィー(著),川西 茂 (翻訳) 『7つの習慣-成功には原則があった!』キングベアー出版
野本響子『日本人は「やめる練習」がたりてない』集英社
野本響子『日本人は「やめる練習」がたりてない』集英社